2018年05月03日
『こいのぼり』の歌は二つある
♪やねよーりーたーかーい
こいのーぼーぉりーーー♪
『鯉のぼりの歌をうたってみて下さい』
と言われたら、このフレーズを思い出す人がほとんどではないでしょうか
♪おおきーいーまごいーはーおとうーさーんー
ちいさーいーひごいーはーこどもーたーちー
おもしーろーそーうーにーおよいーでーるー♪
実に、ほのぼのとした良い歌です
が、鯉のぼりの歌がもうひとつあるという事を、覚えていますか?
♪いーらーかーのなーみーとー
くーもーのーなーみー♪
で始まる『鯉のぼり』の歌
<歌詞>
甍(いらか)の波と 雲の波
重なる波の 中空(なかぞら)を
橘(たちばな)かおる 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり
開ける広き 其の口に
舟をも呑まん 様(さま)見えて
ゆたかに振(ふる)う 尾鰭(おひれ)には
物に動ぜぬ姿あり
百瀬(ももせ)の滝を 登りなば
忽(たちま)ち竜に なりぬべき
わが身に似よや 男子(おのこご)と
空に躍るや 鯉のぼり
とても美しい日本語『大和言葉』が沢山並ぶ詩なので、こちらの歌も是非子どもと一緒に歌ってほしいなと思っています
ちなみに、歌い始めの『甍(いらか)の波』の意味は『甍』は屋根の背、あるいは屋根瓦のことで『甍の波』は連なる屋根を海の波と喩えた、美しい大和言葉なのです
『こどもの日』に二つの『こいのぼり』を歌って、子どもの成長をお祝いしましょう
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