2016年10月16日
自然な日本語ほど英語に訳しにくい?ビジネスにも使えるプロの英訳技とは?
こんにちは、不安をFunに変える、英会話向上隊、はなりです。
英語が出来る女性の収入は約4割高いと言われています。
正社員を目指すより、英語で収入アップを目指しませんか?
ここでは英会話力を身に着けるための、勉強法や、おすすめ参考書を紹介しています。
英語に敬語はある?
仕事で英語を使う人にとって、例えばクライアント相手に英語ではどのような言葉遣いを
すればよいのでしょうか?
英語には敬語はないものの、やはり丁寧な言い方や、マナーはあります。
気付いたら失礼な言い方になっていた!ということは避けたいもの
今日は、そんなビジネスシーンでの英語を身に着けるコツを紹介!
今回はこの本を参考にしています↓
リプロセシングとは?
リプロセシングとは英訳しづらい、自然な日本語を英文に近い日本語に変換し、
英語に置き換えやすくすることです。
この工程を踏むと、難しい日本語もすんなり簡単な英語で訳すことが出来ます。
私は今、通訳の学校に通っていますが、内容は、ほとんどがビジネス英語です。
通訳というのは、基本、ビジネスの現場でお仕事します。
となると、通訳は日本語・英語共に礼儀正しい表現が求められるのです。
なので、プロの通訳が使う英語は、ビジネス英語と共通している、と言えます。
ビジネス英語トレーニング方法
この本は5つの章で構成されており、章を追うごとに実力UP出来るような
構成になっています。
第一章 腕試し問題
第二章 ビジネス表現のインプット
第三章 日本語で欠落している部分を明確にし、英文の骨格を作るトレーニング
第四章 英訳しやすい日本語に変換し、英訳する練習
第五章 実力確認問題
第二章 ビジネス表現のインプット
第三章 日本語で欠落している部分を明確にし、英文の骨格を作るトレーニング
第四章 英訳しやすい日本語に変換し、英訳する練習
第五章 実力確認問題
まずは自分の実力を把握し、基礎トレーニング→応用トレーニング→仕上げという順番です。
少しずつレベルが上がりますので、自身の力を確認しながら進めることが出来ます。
第二章
18のカテゴリーにおいて、ビジネス英語の定型文が詳しく紹介されています。
この型を覚えることで、失礼な言い方を避け、丁寧な英語を身に着けることが出来ます。
英語は日本語の敬語ほど表現は複雑ではないので、、どんな文章を作るのでも
定型を守っておくと丁寧な英語を使いこなすことが出来ます。
ここでまず、その基礎固めをします。
第三章
主語や動詞など、一部が抜けている日本語を英語に訳すトレーニングをします。
ここでは、文章の主語は誰なのか、文章の本意は何か?を見極める必要があります。
これが出来るようになれば、自然な英語の訳出が可能になります。
第四章
ここがメイントレーニングになると思いますが、結構手ごわい日本語が出てきます。
しかし、ここでポイントとなるのが、いきなり訳すのではなく、7段階で訳していくこと。
1. 文の種類は?(提案?謝罪?報告?等々)
2.その種類の文で、よく使うフレーズは?(第二章で覚えた定型文でどれを活用するか考える。)
3.主語は?
4.動詞は?
5.主語と動詞が明確な日本語にしてみましょう。
6.英語の構文と単語を意識した日本語に書き換えてみましょう。
7.英訳してみましょう。
この段階を踏むと、訳しにくい日本語もかなり正解が明確になります。
トレーニングのポイントは
*ビジネス英語の定型表現をカテゴリー別に覚える
*日本語で抜けている部分を探し出し、文の意図を読み取る
*7段階で日本語を加工し、英語に訳す
一見難しそうですが、第二章・第三章を振り返りながら第四章を進めるとよりスムーズに
解くことが出来ます。
↑厚さはこれくらいです。そんなに厚くないですが、結構やりごたえあります。
ビジネスで英語を使う場合、大事な場面に出くわすことも多々あると思います。
私も海外営業を始めたころは、商談のたび、緊張していました・・・
そんな緊張感MAXの状況でも落ち着いて商談に集中するためには、
日ごろから準備しておきたいものです
リプロセシングの英訳技、ぜひ仕事に活かしてみてください。
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