2018年02月12日
お酒の飲み過ぎ二日酔いで起こるアルコール頭痛とは?
最近、お酒を飲む機会も減ってきて、年齢も重ねてくると、お酒が弱くなったなぁと思うことが多くなってきました。
元々お酒が強い方ではないのですが、それでも20代と比べて飲むペースや量が減ってきていることを実感します。
お酒が弱くなってくると、二日酔いになりやすくなって、飲み会の次の日は、頭痛や吐き気に悩まされることになります。
その度に、「もう二度と飲まねぇ!」と思ってしまうのですが、そんなことはすぐ忘れてまた飲みに行ったりします。
さて、そんなお酒を飲んだ時や二日酔いで起こる頭痛は、どのような仕組みになっているのでしょうか?
お酒の飲み過ぎ二日酔いで起こるアルコール頭痛について、その原因と対処方法、予防方法などを探ってみたいと思います。
アルコールを分解してできるアセトアルデヒドが体内に溜まり、血管が拡張することで頭痛が発生します。
お酒の強い人は、このアセトアルデヒドの分解が早いため頭痛が起こりにくいと言われています。
では、頭痛が起きてしまったらどうすればよいのでしょうか?
アルコールは利尿作用があり、肝臓でアセトアルデヒドを分解する際にも体内の水分を消費します。
したがって、飲酒後は脱水症状になることがあります。
早く体内からアルコールを出すために、サウナに入ったり、身体を動かしたりして、汗を流すのは脱水症状を悪化させ、アセトアルデヒドを体内から排出させるのを遅らせるため、逆効果です。
また、水分と一緒にミネラル分も身体の外で出ていきます。
締めのラーメンや味噌汁は、ナトリウム補給には良いですが、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。
脱水症状の対策としては、スポーツドリンクや経口補水液が最適です。
ビール1リットルに対して、体内から1.1リットルの水分が奪われると言われています。
ビールを500ml飲んだら、その分550mlの水分補給が必要ということになりますね。
水分補給以外にも、いくつか対処方法が挙げられていますので、効果が期待できそうなものをご紹介しておきます。
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、五苓散(ごれいさん)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)などは、むくみやのぼせ、はきけ等に良いとされており、二日酔いにも効果が期待できます。
栄養ドリンクに含まれるタウリンは、アセトアルデヒドの分解を助ける役割があります。
またアルコールを摂取するとビタミンB1が消費されるので、これも栄養ドリンクで補給できます。
最終手段になりますが、頭痛薬・鎮痛薬に頼ってみるのも手です。
アルコールとの相性が良くないものもあるので、イブプロフェン配合のものを選ぶと良いようです。
アルコールの摂取量を抑えるのが一番の予防になります。
飲む量と飲むスピード、飲むお酒の種類に気をつけることで、ある程度アルコール頭痛の発生を抑えることができます。
経験的に、どのくらい飲んだら頭痛が発生するか、二日酔いになってしまうか、自分の限界を知っておくのも大事ですが、医療機関では、「エタノールパッチテスト」というもので、お酒に強いか弱いかを簡単に調べることが出来るそうです。
エタノールパッチテストは、「薬剤のついていない絆創膏」と「消毒用エタノール」があれば、おうちでも簡単にテストすることができます。
1. 絆創膏のガーゼ面に消毒用エタノールを数滴たらす
2. 腕の内側など、皮膚の柔らかいところに貼って、7分待つ
3. 7分経ったら、はがして皮膚の色を見る
4. そこからさらに10分待って皮膚の色を見る
3のところで、皮膚が赤くなっていたら、お酒が飲めない体質
4のところで、赤くなっていたら、お酒が弱い体質
どちらも変化が無ければ、お酒が強い体質
ということになるそうです。
お酒の種類によっては、頭痛になりやすいものとなりにくいものがあります。
不純物が多いと頭痛になりやすいと言われています。
例えば、白ワインよりも赤ワインの方が頭痛が起こりやすくなります。
また、アルコールの種類が多いと頭痛が起きやすくなります。
よくチャンポンすると悪酔いすると言われたりしますが、カクテルなども比較的悪酔いしやすいお酒の部類になります。
同じ日本酒でも、純米酒の方が添加物が少ないので頭痛になりにくいそうです。
その点でいくと、ウォッカやジン、焼酎などの蒸留酒は不純物が少ないため、頭痛になりにくいお酒と言えます。
まずは、自分の体質を知って、適量を見極めることで、頭痛にならないように気をつけながらお酒を楽しみましょう。
自分も一度、パッチテストを試してみようと思います。
頭痛解消の観点から、水分補給にコーヒーもありだと思いますが、二日酔い解消の点からは、やはりスポーツドリンクなどで水分補給して、早くアセトアルデヒドを排出する方が結果として頭痛の解消にもつながると思います。
お酒は節度を持って楽しみましょう!
元々お酒が強い方ではないのですが、それでも20代と比べて飲むペースや量が減ってきていることを実感します。
お酒が弱くなってくると、二日酔いになりやすくなって、飲み会の次の日は、頭痛や吐き気に悩まされることになります。
その度に、「もう二度と飲まねぇ!」と思ってしまうのですが、そんなことはすぐ忘れてまた飲みに行ったりします。
さて、そんなお酒を飲んだ時や二日酔いで起こる頭痛は、どのような仕組みになっているのでしょうか?
お酒の飲み過ぎ二日酔いで起こるアルコール頭痛について、その原因と対処方法、予防方法などを探ってみたいと思います。
アルコール頭痛の原因
アルコールを分解してできるアセトアルデヒドが体内に溜まり、血管が拡張することで頭痛が発生します。
お酒の強い人は、このアセトアルデヒドの分解が早いため頭痛が起こりにくいと言われています。
アルコール頭痛の対処方法
では、頭痛が起きてしまったらどうすればよいのでしょうか?
アルコールは利尿作用があり、肝臓でアセトアルデヒドを分解する際にも体内の水分を消費します。
したがって、飲酒後は脱水症状になることがあります。
早く体内からアルコールを出すために、サウナに入ったり、身体を動かしたりして、汗を流すのは脱水症状を悪化させ、アセトアルデヒドを体内から排出させるのを遅らせるため、逆効果です。
また、水分と一緒にミネラル分も身体の外で出ていきます。
締めのラーメンや味噌汁は、ナトリウム補給には良いですが、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。
脱水症状の対策としては、スポーツドリンクや経口補水液が最適です。
ビール1リットルに対して、体内から1.1リットルの水分が奪われると言われています。
ビールを500ml飲んだら、その分550mlの水分補給が必要ということになりますね。
水分補給以外にも、いくつか対処方法が挙げられていますので、効果が期待できそうなものをご紹介しておきます。
漢方薬
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、五苓散(ごれいさん)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)などは、むくみやのぼせ、はきけ等に良いとされており、二日酔いにも効果が期待できます。
栄養ドリンク
栄養ドリンクに含まれるタウリンは、アセトアルデヒドの分解を助ける役割があります。
またアルコールを摂取するとビタミンB1が消費されるので、これも栄養ドリンクで補給できます。
頭痛薬・鎮痛薬
最終手段になりますが、頭痛薬・鎮痛薬に頼ってみるのも手です。
アルコールとの相性が良くないものもあるので、イブプロフェン配合のものを選ぶと良いようです。
アルコール頭痛の予防方法
アルコールの摂取量を抑えるのが一番の予防になります。
飲む量と飲むスピード、飲むお酒の種類に気をつけることで、ある程度アルコール頭痛の発生を抑えることができます。
経験的に、どのくらい飲んだら頭痛が発生するか、二日酔いになってしまうか、自分の限界を知っておくのも大事ですが、医療機関では、「エタノールパッチテスト」というもので、お酒に強いか弱いかを簡単に調べることが出来るそうです。
エタノールパッチテストは、「薬剤のついていない絆創膏」と「消毒用エタノール」があれば、おうちでも簡単にテストすることができます。
1. 絆創膏のガーゼ面に消毒用エタノールを数滴たらす
2. 腕の内側など、皮膚の柔らかいところに貼って、7分待つ
3. 7分経ったら、はがして皮膚の色を見る
4. そこからさらに10分待って皮膚の色を見る
3のところで、皮膚が赤くなっていたら、お酒が飲めない体質
4のところで、赤くなっていたら、お酒が弱い体質
どちらも変化が無ければ、お酒が強い体質
ということになるそうです。
アルコール頭痛になりにくいお酒
お酒の種類によっては、頭痛になりやすいものとなりにくいものがあります。
不純物が多いと頭痛になりやすいと言われています。
例えば、白ワインよりも赤ワインの方が頭痛が起こりやすくなります。
また、アルコールの種類が多いと頭痛が起きやすくなります。
よくチャンポンすると悪酔いすると言われたりしますが、カクテルなども比較的悪酔いしやすいお酒の部類になります。
同じ日本酒でも、純米酒の方が添加物が少ないので頭痛になりにくいそうです。
その点でいくと、ウォッカやジン、焼酎などの蒸留酒は不純物が少ないため、頭痛になりにくいお酒と言えます。
まとめ
まずは、自分の体質を知って、適量を見極めることで、頭痛にならないように気をつけながらお酒を楽しみましょう。
自分も一度、パッチテストを試してみようと思います。
頭痛解消の観点から、水分補給にコーヒーもありだと思いますが、二日酔い解消の点からは、やはりスポーツドリンクなどで水分補給して、早くアセトアルデヒドを排出する方が結果として頭痛の解消にもつながると思います。
お酒は節度を持って楽しみましょう!
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