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2016年06月23日
全商会計実務検定とは?
ここでは、全商検定の中でも難易度の高い「全商会計実務検定」の種類、内容、検定料について解説していきます。
全商会計実務検定は3科目もあります。
「財務諸表分析」、「財務会計」、「管理会計」です。
ちなみに、平成26年までは「財務諸表分析」と「財務会計論」の2科目だけでしたが、平成27年から「管理会計」が追加されました。
その中の2科目に合格すれば、3種目以上1級合格者表彰の1種目になります。
また、高校在学中に会計実務検定の3科目すべてに合格した生徒は、表彰されます。「会計実務検定試験全科目合格者表彰制度」と言うそうです。
簡単に言えば、全商簿記検定(会計)の難しいバージョンです。
● 財務諸表分析
財務諸表を見て、その企業の収益性とか安全性とか、企業価値を問う問題が出題されます。
用語としては、「総資産当期純利益率(ROA)」、「株価収益率(PER)」などが頻出です。
● 財務会計
キャッシュフロー計算書(「お金の流れ」を見るための財務諸表)、連結会計(親会社と子会社などの支配従属関係にある2つ以上の会社から構成される企業集団を、1つの会社とみなして、連結財務諸表を作成するために行う会計処理)、リース会計(リース取引の経済的実質を重視して行なう会計処理)、税効果会計(計上の収益−費用と税務上の益金−損金による差異を調整する会計処理)などが出題されます。
● 管理会計
聞き慣れない言葉ですが、対義語である財務会計は、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を通じて、外部への経営内容を報告することを主目的とした制度です。それに対して、管理会計は、経営管理者の意思決定や組織内部の業績測定・業績評価に役立てることを目的としています。
「短期利益計画」や「予算編成、予算統制」、「短期的な意思決定」に関連した問題が出題されます。
「CVP分析」も範囲です。
どの科目も試験時間は90分、
合格点は70点以上です。
10月の第4日曜日です。年1回の実施です。
高校生と一般で違います。
高校生 1,800円
一般 2,900円
全商にしては高いです。
以上、全商会計実務検定についてでした。
全商会計実務検定の種類
全商会計実務検定は3科目もあります。
「財務諸表分析」、「財務会計」、「管理会計」です。
ちなみに、平成26年までは「財務諸表分析」と「財務会計論」の2科目だけでしたが、平成27年から「管理会計」が追加されました。
その中の2科目に合格すれば、3種目以上1級合格者表彰の1種目になります。
また、高校在学中に会計実務検定の3科目すべてに合格した生徒は、表彰されます。「会計実務検定試験全科目合格者表彰制度」と言うそうです。
試験内容
簡単に言えば、全商簿記検定(会計)の難しいバージョンです。
● 財務諸表分析
財務諸表を見て、その企業の収益性とか安全性とか、企業価値を問う問題が出題されます。
用語としては、「総資産当期純利益率(ROA)」、「株価収益率(PER)」などが頻出です。
● 財務会計
キャッシュフロー計算書(「お金の流れ」を見るための財務諸表)、連結会計(親会社と子会社などの支配従属関係にある2つ以上の会社から構成される企業集団を、1つの会社とみなして、連結財務諸表を作成するために行う会計処理)、リース会計(リース取引の経済的実質を重視して行なう会計処理)、税効果会計(計上の収益−費用と税務上の益金−損金による差異を調整する会計処理)などが出題されます。
● 管理会計
聞き慣れない言葉ですが、対義語である財務会計は、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を通じて、外部への経営内容を報告することを主目的とした制度です。それに対して、管理会計は、経営管理者の意思決定や組織内部の業績測定・業績評価に役立てることを目的としています。
「短期利益計画」や「予算編成、予算統制」、「短期的な意思決定」に関連した問題が出題されます。
「CVP分析」も範囲です。
どの科目も試験時間は90分、
合格点は70点以上です。
試験日
10月の第4日曜日です。年1回の実施です。
検定料
高校生と一般で違います。
高校生 1,800円
一般 2,900円
全商にしては高いです。
以上、全商会計実務検定についてでした。
2016年12月04日
会計実務検定の合格率を公開!
会計実務検定の合格率を調べてみました。
まずは、現在公開されている中で最新4回分の合格率を発表します!
そして、合格率の分析とまとめもお伝えします。
公開されている中で最新なのは第5回で平成25年度実施のものです。
それ以降は公開されていません。
● 財務会計論
第2回 23.2%
第3回 29.7%
第4回 41.4%
第5回 29.1%
平均合格率 30.9%
● 財務諸表分析
第2回 64.4%
第3回 72.1%
第4回 69.0%
第5回 65.2%
平均合格率 67.7%
見ての通り、財務会計論と財務諸表分析では合格率に大きな差があります。
財務会計論は合格率が低いですが、財務諸表分析の方は合格率70%近くで結構高めです。その要因としては、記号選択問題が多いことが挙げられると思います。に対し、財務会計論は計算表を作成する問題が多いです。
忘れてはいけないポイントとして、平成27年度の試験から「管理会計」という科目が追加されました。
それまでは、「財務会計論」と「財務諸表分析」の2科目合格で1級となっていました。
平成27年度の改定により、選択できる科目が増え、3科目の中から2科目合格すれば1級となります。
ちなみに、3科目全て合格すれば、「会計実務検定試験全科目合格者表彰制度」により、賞状と賞品がもらえるそうです。
管理会計の合格率はまだ公開されていないので分かりません。
ですが、財務会計より簡単で、財務諸表分析よりは難しいと思います。おそらく、合格率は50%前後なのではないでしょうか?
なので、会計実務検定で全商1級を取りたいのなら、「財務諸表分析」と「管理会計」をおすすめします。ただ問題があり、管理会計は新設されたばかりなので、学校で習う機会が少ないかもしれません。
会計実務検定の合格率は、「財務諸表分析」は高く、「財務会計」は低いです。
「管理会計」は新しい科目ですが、1級を目指すのであれば挑戦してみるのもいいでしょう。
まずは、現在公開されている中で最新4回分の合格率を発表します!
そして、合格率の分析とまとめもお伝えします。
会計実務検定の合格率
公開されている中で最新なのは第5回で平成25年度実施のものです。
それ以降は公開されていません。
● 財務会計論
第2回 23.2%
第3回 29.7%
第4回 41.4%
第5回 29.1%
平均合格率 30.9%
● 財務諸表分析
第2回 64.4%
第3回 72.1%
第4回 69.0%
第5回 65.2%
平均合格率 67.7%
合格率を分析!
見ての通り、財務会計論と財務諸表分析では合格率に大きな差があります。
財務会計論は合格率が低いですが、財務諸表分析の方は合格率70%近くで結構高めです。その要因としては、記号選択問題が多いことが挙げられると思います。に対し、財務会計論は計算表を作成する問題が多いです。
忘れてはいけないポイントとして、平成27年度の試験から「管理会計」という科目が追加されました。
それまでは、「財務会計論」と「財務諸表分析」の2科目合格で1級となっていました。
平成27年度の改定により、選択できる科目が増え、3科目の中から2科目合格すれば1級となります。
ちなみに、3科目全て合格すれば、「会計実務検定試験全科目合格者表彰制度」により、賞状と賞品がもらえるそうです。
管理会計の合格率はまだ公開されていないので分かりません。
ですが、財務会計より簡単で、財務諸表分析よりは難しいと思います。おそらく、合格率は50%前後なのではないでしょうか?
なので、会計実務検定で全商1級を取りたいのなら、「財務諸表分析」と「管理会計」をおすすめします。ただ問題があり、管理会計は新設されたばかりなので、学校で習う機会が少ないかもしれません。
まとめ
会計実務検定の合格率は、「財務諸表分析」は高く、「財務会計」は低いです。
「管理会計」は新しい科目ですが、1級を目指すのであれば挑戦してみるのもいいでしょう。