映画:海辺の家

海辺の家

おすすめ度（★★★★☆）

子どもの教育・夫婦間の不仲など家族の問題で悩んでいるあなたにみてほしい
生きることのすばらしさを知ることができる

あらすじ

　建築デザイナーだったジョージ(ケビン・クライン)はデザイナーとして２０年勤めた会社を首になってしまう。

首になったことがきっかけで夏休みを離れて暮らす息子サム(ヘイデン・クリステンセン)と過ごすことを決意。

離婚以来、薬物依存の問題児となった息子を無理やり連れて帰り「一緒に家を建てよう」と説得する。

強引なスキンシップを嫌がりながらも二人をとりまく環境は次第に変化していくが…

過去・離婚問題・住民の苦情・不良の息子、愛・友情・信頼…
さまざまなトラブル、そして、人間味溢れる温かさ
この二つが複雑に絡み合い物語りは衝撃の結末を迎える。

出演者

主演は実写版「ピンク・パンサー」でドレフィス警部を演じたケヴィン・クライン。

「スターウォーズ・エピソードⅠ、Ⅱ、Ⅲ」や「ジャンプ」で一躍トップスターの仲間入りを果たした、若かりし頃のヘイデン・クリステンセン。この二人の名演技に涙をそそられます。

何度見ても面白い注目ポイント

髪を青く染め、体中にピアスを着け、毎日部屋にカギをかけ、大音量で音楽をかけ、食事も一緒にとろうとしない息子が父親にふれ変化していく

やる気になった人間がいかなる困難も乗り越え家族を修復へ導いていく

離婚し再婚している元妻との恋

仕事ばかりで子どもにかまわなかった父親でもあることがキッカケでハグを求められるようになる

衝撃的な父親の告白シーンは、「父親」「母親」「息子」「隣人」どの立場から聞いても泣けます。

人は時が立つにつれ少しずつ変わっていき、振り返ったとき自分が変わったことに気がつく。しかし、突然変化することだってできる。あなたの心がけしだいで…

どうかこの映画をみて、今ある悪い状況を変える決心をしてください。