妄想力は無限大

奥様からふいに言われた一言。

「パパさんって子供達を乗せるの上手いよね。」

先日家族そろってスシロー様に行った時。
平日なのに結構な混雑。
待つのが嫌いな夫婦。
待ってでもお寿司が食べたい子供達。

酷ですが待ってまでは食べたくない親達に合わせて頂く作戦に。


今年でティーンエージャー。多感な時期。

「待つより好きな物買ってお家で食べよ？」
「え〜お寿司が良いなぁ」
「近くのスーパーにもお寿司売ってるよ。そして「今」なら何と！漏れなくアイスもついてきます！」
「う〜ん。一人一個なら良いよ！お寿司も買ってね！あの雑誌も欲しいなぁ！」
「任せろ！売ってたら買おう！」

難無く攻略。
娘ちゃんの攻略法は
代替するものを明確にして提示する。
代替するものは後でも手に入るなら納得。
手に入らなくても代替品を提示し続けてどこかのタイミングで雑誌なり服などを手に入れると満足する。

気長に待てる子なのでこちらも気長に。


まだまだ低学年。感情の赴くまま行動する事もあるのは合点承知。

「大分待つようになるから違う所行こ？」
「俺はお寿司が食べたい！いくらが食べたい！」
「いくらならスーパーにも売ってるよ？」
「スシローが良い！」
「娘ちゃんは良いって。息子くんはどうする？」
「お寿司が食べたい〜」
「よし！「今」ならアイス選べちゃいます！」
「アイスいらん！」
「おまけで飴ちゃん付けちゃう。」
「む〜」
「２個！」
「ん〜」
「好きなの選んで良いから！」
「・・・良いよ。一杯買ってね！」

娘ちゃんより難易度は高いものの攻略。
息子くんの攻略方法は
代替するものは何でも良い。
アイスや飴ちゃんの代わりにうまい棒でも。何でも。
欲しいものは自分で見つけてくる子。
自分で選べるという選択肢を渡すだけ。

一瞬一瞬を全力で大事にしている子なのでこちらも一瞬一瞬を全力で相手にする。


姉弟とはいえ全く別の個人。
個々に向き合うのは当たり前。
その上で子供達の意志を尊重しながら納得して頂く。

言葉で伝えないといけない事。
勝手に伝わる事は無いです。
これはもう手探り。
日々成長し感情の変化が激しい時期。
いくらでも見守ります。

最後に
このような辺鄙なブログにお越し頂けた方の「何か」を考えるきっかけにでもなれば幸せです。