2017年03月17日
数詞
なぎら健壱という歌手が歌っている、
「いっぽんでもニンジン」(前田利博・作詞)、
聞いたことありますか?
一本でもニンジン
二足でもサンダル
三艘でもヨット
四粒でもゴマシオ
五台でもロケット
六羽でもシチメンチョウ
七匹でもハチ
八頭でもクジラ
九杯でもジュース
十個でもイチゴ……
という、数え歌のような、言葉遊びのような歌です。
ここに出てくる、
「一本、二足、三艘…」というのが、
名詞の中で、
ものの数、量、順序を表す「数詞」というものです。
ちなみに、
「ニンジン、サンダル、ヨット…」は、
「普通名詞」です。
ついでに説明を加えますが、
「一宮」「四国」「九州」などの人名・地名は、
数字が入っていても「数詞」ではなく、
「固有名詞」ですよ。
「数詞」は、
数字が入っている単語だけでなく、
「何個」「いくつ」など、
数字が入っていない単語もあるので、
見落とさないよう注意が必要です。
数詞といえば、
日本語のものの数え方は複雑ですよね。
箪笥(たんす)を一棹と数えたり、
絵画を一幅と数えたり、
うさぎを一羽と数えたり。
こういう言葉は、
便覧などで一覧表を確認して覚えることもできますが、
普通は生活の中でなんとなく身についていくものだと思います。
うちには箪笥がないので、
「一棹」と数える機会もない。
だから、娘も「一棹」なんて数え方、
知らないと思います。
文化の喪失による言葉の喪失。
結構身近な問題だと思いました。
「いっぽんでもニンジン」(前田利博・作詞)、
聞いたことありますか?
一本でもニンジン
二足でもサンダル
三艘でもヨット
四粒でもゴマシオ
五台でもロケット
六羽でもシチメンチョウ
七匹でもハチ
八頭でもクジラ
九杯でもジュース
十個でもイチゴ……
という、数え歌のような、言葉遊びのような歌です。
ここに出てくる、
「一本、二足、三艘…」というのが、
名詞の中で、
ものの数、量、順序を表す「数詞」というものです。
ちなみに、
「ニンジン、サンダル、ヨット…」は、
「普通名詞」です。
ついでに説明を加えますが、
「一宮」「四国」「九州」などの人名・地名は、
数字が入っていても「数詞」ではなく、
「固有名詞」ですよ。
「数詞」は、
数字が入っている単語だけでなく、
「何個」「いくつ」など、
数字が入っていない単語もあるので、
見落とさないよう注意が必要です。
数詞といえば、
日本語のものの数え方は複雑ですよね。
箪笥(たんす)を一棹と数えたり、
絵画を一幅と数えたり、
うさぎを一羽と数えたり。
こういう言葉は、
便覧などで一覧表を確認して覚えることもできますが、
普通は生活の中でなんとなく身についていくものだと思います。
うちには箪笥がないので、
「一棹」と数える機会もない。
だから、娘も「一棹」なんて数え方、
知らないと思います。
文化の喪失による言葉の喪失。
結構身近な問題だと思いました。
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小学校のテストで物の数え方が出題されたのを思い出しました。
気になったので、調べてみたら数の数え方って、何百種類もあるんですね!
図書館の蔵書をみたら「数え方の辞典 飯田 朝子先生の著書」があったのでちょっと見てみようかなと思います。
ほんとうは、「日本人なら知っておきたい! モノの数え方えほん」の方がいいのですが、図書館になかったので。