2013年06月23日
看護の基本となるもの
近年、注目されるようになった口腔ケアについて今日はお話させていただきます。
日本人の死因3大病は2011年以降
第1位 ガン
第2位 心疾患
第3位 肺炎
となっています。
2010年までは肺炎による死亡は第4位でした。
では、なぜ増えたか?
介護が必要な高齢者の増加に伴い、口腔内の細菌が食物や唾液と共に肺に流れ込むことで発症する誤嚥性肺炎が増えていることにあります。肺炎の約7割が誤嚥性肺炎と言われています。
そこで、近年注目されるようになったのが 『口腔ケア』です。
口腔ケアとは、口腔の疾病予防、健康保持・増進、リハビリテーションによりQOLの向上をめざした科学であり技術です。 具体的には、検診、口腔清掃、義歯の着脱と手入れ、咀嚼・摂食・嚥下のリハビリ、歯肉・頬部のマッサージ、食事の介護、口臭の除去、口腔乾燥予防などがあります。
是非、皆さんにご紹介したい本があります。これこそが看護の本質です。
ヴァージニア・ヘンダーソン著『看護の基本となるもの』(1961年)の一部を抜粋しました。
歯を磨くこともごく簡単なことであると多くの人は思っているが (実際には口腔衛生について十分知っている人はほとんどいない)、意識を失っている人の口腔を清潔に保つのは非常にむつかしくまた危険な仕事であり、よほど熟練した看護婦でないと有効にしかも安全に実施できない。実際、患者の口腔内の状態は看護ケアの質を最もよく表すもののひとつである。
ヴァージニア・ヘンダーソンはアメリカの看護師で看護研究者・看護教育の指導者でもあり、ナイチンゲールに次いで世界で名を知られています。
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第1位 ガン
第2位 心疾患
第3位 肺炎
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では、なぜ増えたか?
介護が必要な高齢者の増加に伴い、口腔内の細菌が食物や唾液と共に肺に流れ込むことで発症する誤嚥性肺炎が増えていることにあります。肺炎の約7割が誤嚥性肺炎と言われています。
そこで、近年注目されるようになったのが 『口腔ケア』です。
口腔ケアとは、口腔の疾病予防、健康保持・増進、リハビリテーションによりQOLの向上をめざした科学であり技術です。 具体的には、検診、口腔清掃、義歯の着脱と手入れ、咀嚼・摂食・嚥下のリハビリ、歯肉・頬部のマッサージ、食事の介護、口臭の除去、口腔乾燥予防などがあります。
是非、皆さんにご紹介したい本があります。これこそが看護の本質です。
ヴァージニア・ヘンダーソン著『看護の基本となるもの』(1961年)の一部を抜粋しました。
歯を磨くこともごく簡単なことであると多くの人は思っているが (実際には口腔衛生について十分知っている人はほとんどいない)、意識を失っている人の口腔を清潔に保つのは非常にむつかしくまた危険な仕事であり、よほど熟練した看護婦でないと有効にしかも安全に実施できない。実際、患者の口腔内の状態は看護ケアの質を最もよく表すもののひとつである。
ヴァージニア・ヘンダーソンはアメリカの看護師で看護研究者・看護教育の指導者でもあり、ナイチンゲールに次いで世界で名を知られています。
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