病気の兆候を見逃すな!-1

他にもある恐い病気は?�@

病気の症状

● 猫背・肩こりの人はヘルニアに注意
慢性的の肩の痛みや首が張った感覚・・・・「単なる肩こりかな」と放置していると、もしかしたら重大な病気が隠れている可能性もあります。
デスクワ−クが多い人に起こりやすい「椎間板ヘルニア」です。これは、背骨と背骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が損傷し、中の髄核が飛び出し神経を圧迫するもの。肩こりなどはサラリ−マンの大半の人が患う症状ですが、実はそれはヘルニアの兆候の可能性がある。

深刻な症状になると、歩けなくなり、脊髄が損傷し排尿や排便がコントロ−ルできなくなることもあります。運動が好きな人、いつも猫背の人もかかりやすくなります。

● 電灯の周囲に虹の輪が見えたら緑内障を疑え
最近、気づけばどこかに頭をぶつけたり、電灯などを見ると虹の輪が見えたり・・・
そんな感覚を覚えたら、まず疑ったほうがよい緑内障。
「緑内障は、４０代から急激に増える目の病気です。眼圧が上がることで視界全体に霧がかかったように見えにくくなり、視野が極端に狭くなる」
悪化すれば失明する可能性もある。
「徐々に視野が狭くなるため障害物が見えず、おでこをぶつけるようになったら要注意。また、緑内障が起因の頭痛で発見されることも少なくない。点眼や手術で直るので、症状を感じたら早めに対処する」

● 風邪かと思ったら、呂律が回らず、顔面マヒ
「１週間下痢と微熱が続いている。単に風邪かと思って市販の風邪薬を飲み続けていたら、頭痛がひどくなり、呂律が回らなくなった」ギランバレ−症候群(難病)を疑え。ギランバレ−症候群は、筋肉を動かす運動神経の障害を伴う難病。
発見が遅ければ、車椅子か人工呼吸器が必要となる。完治しても常に再発の恐れがある。

● 気道と食道の間の腫瘍で、声が出なくなった
同じく初期症状が風邪と似ているのが、甲状腺機能低下症。「最初は声が出にくいという程度だったのが、だんだん出なくなり、むせるものを飲み込めなくなり病院へ。そこで原因不明の突発性神経マヒとサジを投げかけられた。１年後、大学病院へ行ったら腫瘍があることが判明。気道と食道の間に挟まって見えなかったそうです。」全身麻酔で７時間にもわたる手術を行い、奇跡的に成功。
声が出しづらい、飲み込めない、食欲低下、体重が急激に減少などの兆候があった。

● 尿管結石で下腹部の痛みと血尿
「夜、そろそろ寝ようかなと思った矢先、突然下腹部に激痛が走って、吐き気がしました。そういえば、前にも血尿が出ていたし、とにかく耐え難い痛みなので即、救急車を呼んだ」
レントゲンを撮ると、尿管の１番細い部分にゴマ粒かそれ以下の小ささの石が見つかった。
「内服液で結石を溶かしら２週間で治りました。下腹部の強烈な痛み、吐き気、血尿は前兆だった。」

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