4、糖尿病シリ−ズ

気がつきにくい妊婦糖尿病

妊娠すると、女性の体にはいろいろな変化が起きます。糖代謝もその1つです。
妊娠して胎盤ができると、胎盤からプロゲステロン、ヒト胎盤性ラクトゲン、エストロゲンなどのホルモンが分泌されるようになります。これらのホルモンには、いずれもインスリンの働きを抑えて、血糖を上げようとする作用があります。そのため、体内ではインスリン抵抗性が増え、インスリンの効きが悪くなってしまうのです。これが「妊娠糖尿病」です。
健康な妊婦では、妊娠によってインスリン抵抗性が増えても、その分だけ自分で出すインスリンを増やすことができるため、高血糖になることはありません。しかし、もともとインスリン分泌量が少ない人とインスリンを出す能力が弱い人では、すい臓の働きが追いつかず、インスリンが不足してしまい高血糖になります。母体が高血糖の状態でいると、胎児自身がインスリンを出すことになる。インスリンには、胎児の成長を促す作用があるので、胎児がインスリンを出すことで、必要以上に大きくなってしまい、体重が4000g以上の巨大児が生まれやすくなるのです。そのため、難産になることが多く、出産後に赤ちゃんが低血糖を起すリスクもあります。また、妊婦糖尿病は出産によって消失しますが、妊婦糖尿病を経験した人は、そうでない人に比べ、将来糖尿病を発症するリスクが高まる。

＜妊婦糖尿病を発症しやすい人＞
●血のつながった家族に糖尿病の人がいる
●肥満
●大きい赤ちゃんを産んだ経験がある
●３５歳以上の高齢者
●習慣性の流産、死産などを経験したことがある
●妊婦高血圧症候群

なお、もともと痩せている人も安心できません。妊婦前はインスリンの分泌が少なくて済んでいるため、妊娠中に赤ちゃんのためにとエネルギ−量の多いものや果物などを食べ過ぎると、インスリンの分泌が追いつかなくなって、食後の血糖値が高くなることがあります。

＜妊婦糖尿病の診断基準＞

妊婦糖尿病は、随時血糖値とブドウ糖負荷試験による3つの血糖値から診断されます。まず、随時血糖値を測り、それが高ければ「ブドウ糖負荷試験」を受けます。その結果、「空腹時血糖値」「75gブドウ糖負荷後１時間値」「75gブドウ糖負荷後2時間値」のどれか1つでも基準値に当てはまれば妊婦糖尿病と診断される。

※妊婦糖尿病の診断基準−随時血糖値100mg/dℓ以上
�@空腹時血糖値92 mg/dℓ以上
�A75gブドウ糖負荷後１時間値180 mg/dℓ以上
�B75gブドウ糖負荷後2時間値153mg/dℓ以上
�@〜�Bのいずれか1つを満たせば妊婦糖尿病と診断

＜妊婦糖尿病の治療＞
治療は、食事療法と運動療法が中心です。必要に応じて薬物療法も行われますが、使われるのはインスリン製剤に限られます。インスリンは胎盤を通過できないため、赤ちゃんへの影響は心配ない。

＜注意すること＞

●過度の体重増加(胎児のために食べ過ぎる人が多く、肥満によってインスリンの働きが低下する)

●食事の好みの変化(つわりで食事の好みが変わり、食後血糖値が上がりやすい食べ物や飲み物を好んで取るようになる。高エネルギ−の料理や果物、清涼飲料水、ジュ−ス、お菓子などは取りすぎに注意)

●不規則な食事時間(食事の時間が不規則だと、血糖値が乱れやすい)

妊婦糖尿病の発見が食生活の改善するきっかけになり、安全に出産した人は大勢います。大切なのは、妊婦糖尿病を放置しないことです。
なお、もともと糖尿病がある人が妊娠した場合は、妊婦糖尿病ではなく「糖尿病合併妊娠」といいます。特に注意が必要なのは妊娠早期で、この時期の高血糖は胎児の発育に悪影響を及ぼすことがあります。糖尿病の人が妊娠・出産を希望する場合は、きちんと治療を受け、血糖値をよい状態にしてから、計画妊娠が望ましい。

引き起こしやがては、重篤な病による死亡につながる。３大成人病である心疾患(心筋梗塞・狭心症などの心臓病)、脳血管疾患(脳梗塞・脳出血などの脳障害)、ガンなど最悪死に至る病を引き起こします。また、糖尿病での代表的な合併症は、糖尿病腎症(重症化は透析治療が必要)
糖尿病網膜症(重症化は失明)　糖尿病神経障害(重症化は足切断)などさまざまな病を誘発することになります。
デザイナ−フ−ズ計画とは・・・・・

アメリカの国立がん研究所が世界中の食品を集め調査した結果、がん細胞の抑制効果の高い食べ物の頂点は、「にんにくとキャベツ」であることを発表しました。

にんにくの核心がにおいのあるイオウ化合物(気体)である「アリシン」です。

アリシンは、侵入物・体内菌に攻撃撃退する習性を持つ。その「アリシン」を１カプセルに90mg含有した製品が「アリシル」日本初!


「にんにく」から抽出された匂いの成分ががん抑制に効果が高いと研究発表された内容を何回も局は違えどテレビ放映されている。匂いの成分は、にんにくを傷つけると発生するイオウ化合物のガス体、ｱﾘﾅ-ｾﾞ酵素とｱﾘｲﾝとが反応したのがガス体の「アリシン」(別名ｼﾞｱﾘﾙﾁｵｽﾙﾌｨﾈ-ﾄ)
ガス体「アリシン」(別名　ｼﾞｱﾘﾙﾁｵｽﾙﾌｨﾈ-ﾄ)の封じ込めに成功し製品化されたのが当ｼｮｯﾌﾟ販売商品「アリシル」

※匂いの成分は、ガス体のため発生しすぐ消え去る性質を持つので封じ込めは難しいとされていた。

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