1、糖尿病シリ−ズ−３

(3)糖代謝の鍵は「インスリン」

前配信からよく出ている「インスリン」ですが、糖代謝の鍵を握っている重要なホルモンです。すい臓にはランゲルハンス島という細胞のかたまりがあり、インスリンはランゲルハンス島のβ細胞と呼ばれる細胞から分泌されています。
ランゲルハンス島には、β細胞以外にもグルカゴンというホルモンを分泌するα細胞、インスリンやグルカゴンの分泌を抑制するソマトスタチンというホルモンを分泌するδ(ﾃﾞﾙﾀ)細胞が存在します。最近では、α細胞は、実はβ細胞の制御を受けていることが分かってきています。糖尿病患者では、β細胞の働きが低下することによって、α細胞への抑制が効きにくくなり、血糖を上昇させるα細胞の働きが亢進していることが明らかになっています。
インスリンの1日の分泌パタ−ンは一定ではなく、2種類に分けられます。1日を通して持続的に少しずつ分泌されている「基礎分泌」と、食事の際に食後の血糖上昇とタイミングを合わせて大量に分泌される「追加分泌」です。先述のとおり、寝ている間にも血糖値が下がらないのは、基礎分泌されている少量のインスリンによって、肝臓による糖の放出と取り込みがコントロ−ルされているからです。
一方、食後にはすい臓から大量のインスリンが追加分泌され、このインスリンが肝臓と筋肉に働いて「糖取り込み」を亢進させます。

※ 亢進の意味−気持ちや病勢などが、高ぶり進むこと

また、血糖値はさまざまなホルモンの影響を受けて調整されています。
ホルモンの中には、糖代謝にアクセルをかけるものとブレ−キをかけるものがあります。
アクセルをかけるものは、グルカゴンやカテコ−ルアミン、コルチゾ−ル、成長ホルモンなどです。一方、ブレ−キをかけるのはインスリンのみです。アクセルをかけるホルモンは逆の働きをするため「インスリン拮抗ホルモン」といわれています。アクセルが強くなりすぎると血糖値は上昇し、ブレ−キが強すぎると血糖値は下降します。
血糖値を上昇させるホルモンと分泌する組織
�@ グルカゴン−α細胞
�A カテコ−ルアミン−副腎髄質
�B コルチゾ−ル−副腎皮質
�C 成長ホルモン−下垂体

血糖値を下降させるホルモンと分泌する組織
インスリン−β細胞

人の進化において、現在の日本のような食べ物に満ち足りた環境というのはごく稀なことです。そのため、私たちの体に、飢えていても血糖が低くならないよう正常に保ったり、逃走や闘いに備えて血糖を上昇させたりするホルモンの方が多く存在するというのは、当然のことなのかも知れません。
コラム
人種とインスリン
欧米では、自力で動くこともままならないような「超肥満者」を見かけます。しかし、日本人では軽い肥満は別として「超肥満者」はあまり見かけません。これには、インスリン分泌の人種差がかかわっています。
過食を続けると、体内には絶えず過剰な栄養分が入ってきます。しかし、すい臓でインスリンを生産、分泌する能力が強い人は、インスリンがいくらでも過剰に分泌されます。そのおかげで、血糖値は糖尿病のレベルまで上昇せず、正常範囲または境界型(予備軍)程度で踏みとどまっている場合が大半です。そして、余分な栄養分はどんどん中性脂肪に変換され、脂肪細胞に蓄積されて「超肥満」の状態になっていくのです。つまり、インスリンをいくらでも出せるすい臓の持ち主は、いくらでも太れる、裏返せば超肥満の人はすい臓の機能が人並み以上に強い人といえます。欧米人にはこのタイプが多いようです。
一方、すい臓の弱い人が過食を続けても、これに見合うインスリンの過剰分泌が起こらず「超肥満者」にまで達することはありません。この場合、インスリンが過剰に出てこないため、血糖は容易に上昇して糖尿病になりやすいのです。日本人はどちらかといえばこちらのタイプが多いとされています。
人種によってインスリンを分泌する能力に差があるのには、何千年にもおよぶ食生活の違いのためです。欧米人の肉食と比べると、日本人の米食はそれほどインスリンが必要でないため、元々インスリン分泌能力が低くできています。
そのため、日系二世の糖尿病有病率は米国白人の2倍、日本人の4倍という報告もあるほどです。


糖尿病(DIABETES)
医学定義
糖尿病は大きく２つのタイプに分けられる。若年発症型と成人発症型です。

若年発症型糖尿病の症状は、膵臓のβ細胞がほとんどあるいは全くインスリンを分泌しなくなるので、劇的に、そして急激に訪れます。若年発症型糖尿病の管理には、インスリン注射が必要です。

成人発症型糖尿病は、より緩やかに現れ、食生活及び錠剤だけで治療できます。時にはインスリン注射が必要になることもあります。成人発症型糖尿病は、まだ膵臓のβ細胞がインスリン分泌できますが、それはインスリンの感受性を低下させる受容体です。従って、成人発症型糖尿病は、血糖値を管理する必要があります。
糖尿病にかかると、正常な人の3倍も、心臓血管の病気を患いやすくなります、感染症撃退が低下するので、糖尿病で無い人と比べると、治りも大分遅くなります。パウダ-状アリシンカプセルは、糖尿病を患う人々に一連の効果を与えます。

証言
筆者のアリシン開発者ピ−タ−・ジョシリンク゛は、32年間の糖尿病患者で、アリシンが完成するまでは、ニンニクパウダ-の粉を呑んでいたが、効果は薄かった。アリシンに全面的に変え劇的に完治した。アリシンを服用し始めてから、1回も風邪を引かない。

※血糖値を上げさせない食べ方

炭水化物(ごはん、パン、麺類等)を食事の最後に食べる。食物繊維(寒天・サラダ・野菜類)を最初に食べ、スープ・味噌汁を毎食同じような食べ方をする。

外食(フランス・イタリア・和食・中華等)レストランは、前菜やサラダ・ス−プ類が順序に出てくる。最後にごはん・パン・デザ−ト類になる。

デザイナ−フ−ズ計画とは・・・・・

アメリカの国立がん研究所が世界中の食品を集め調査した結果、がん細胞の抑制効果の高い食べ物の頂点は、「にんにくとキャベツ」であることを発表しました。

にんにくの核心がにおいのあるイオウ化合物(気体)である「アリシン」です。

アリシンは、侵入物・体内菌に攻撃撃退する習性を持つ。その「アリシン」を１カプセルに90mg含有した製品が「アリシル」日本初!


「にんにく」から抽出された匂いの成分ががん抑制に効果が高いと研究発表された内容を何回も局は違えどテレビ放映されている。匂いの成分は、にんにくを傷つけると発生するイオウ化合物のガス体、ｱﾘﾅ-ｾﾞ酵素とｱﾘｲﾝとが反応したのがガス体の「アリシン」(別名ｼﾞｱﾘﾙﾁｵｽﾙﾌｨﾈ-ﾄ)
ガス体「アリシン」(別名　ｼﾞｱﾘﾙﾁｵｽﾙﾌｨﾈ-ﾄ)の封じ込めに成功し製品化されたのが当ｼｮｯﾌﾟ販売商品「アリシル」

※匂いの成分は、ガス体のため発生しすぐ消え去る性質を持つので封じ込めは難しいとされていた。

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