あなただけ分かっていてもダメなんです。
みんなが分からなくては。
だって、判断しようが無いでしょうが。
分からんといけないんでしょうか?
自分の撮りたいものを撮っているだけです。
「あっ、いいなぁ」
それだけの感覚で、いいんです。
それが抽象かどうかどうでもいい。
ただ、私が撮っているもの、
どう括られているのか分からないから
とりあえず、抽象、って事で。
観ている人が、どう思うのか
今の私には関係ないですね。
ただ、知らせられる方法で伝え
共鳴出来る人だけ
感じてくれたら、それでいい。
色褪せた電柱のコンクリートの色。
夕焼けに照らされたアパートの壁。
何らかの気配を感じる空間に身を置くことで
何かみえるんです。
対話なんだろうか。
何かと対話している、そんな感じ。
あれ、撮ってみなよ。
これ、いいね、
って言う具合に。
空をじっとみる。
何も考えず、感じる、
ただただ、見る。
いつの間にか、空間と一体になる。
肉体から意識が抜け出し、自由になる、
そんな感じ。
写真集「ただそれだけ」は、
私の親友に、そのためだけにつくった写真集。
普通は、作らないんだよ、なにしろ、孤高ですから。
2021年03月28日
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