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2021年03月17日

【オリジナル歌詞】『命の物語』

  1. 歌詞
  2. 制作背景

1.歌詞

<作詞:2014.10.10>

「道端に落ちてる石ころが おにぎりに見えた」と
少女時代の苦労を振り返る ばあちゃん

その言葉がグサリと 僕の胸に突き刺さって
お腹いっぱい食べれる今に 感謝したんだ

つらい戦争時代を生き抜いてきたのに
決して弱音を吐かない その気持ちに
幼い僕は気づけなかった

  訪ねるといつもごちそうを用意して
  にこにこ微笑いながら待ってくれていた
  僕はばあちゃんの笑顔にどれだけ
  応えることができたんだろう



青森からはるばる出稼ぎにやってきて
幼くして漁師をやっていた じいちゃん

末っ子だったから 学校にも行けずに
危険で過酷な仕事に耐えていたんだ

婿養子として 見知らぬ土地へ来たのに
決して弱さを見せない その気持ちに
幼い僕は気づけなかった

  訪ねるといつもごちそうを用意して
  にこにこ微笑いながら待ってくれていた
  僕はじいちゃんの笑顔にどれだけ
  応えることができたんだろう



2人の生前 僕は何もしてあげられなかった
今になって その悔しさが湧き上がってくる

  苦労の連続だった2人の人生は
  確かにつなげてくれた 命の物語
  僕はいつまでも 胸にしまっておくよ
  ばあちゃん じいちゃんへの ありがとうを


2.制作背景

 幸せって何だろう、辛さって何だろう。

 ばあちゃん、じいちゃんが生きた時代は、辛かったんだろうか。
 それでも幸せだったんだろうか。


 2人がつないでくれた命は、僕でよかったんだろうか。
 命をつなぐとは何か。

 「命をつながない」と決めた自分の選択は、
 正しいのか、そうでないのか。



そんな自問を繰り返しながら書いた歌詞。
たどり着いた答えはシンプルだった。

「ばあちゃん じいちゃんへの ありがとう」



⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『セピア色の約束』

【オリジナル歌詞】『だったら産マナイデヨ』





posted by 理琉(ワタル) at 18:30 | TrackBack(0) | 歌詞

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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