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2019年09月14日

【夢分析】入水自殺する夢。

「どうして自殺しないの、
あっちにみんな並んでるから、きみも並びなよ」

上下黒い服を来た
細身の見知らぬ若い男性が僕にそう言った。



僕はなぜか、何の疑いも持たず
「そ、そうだ…あっちの海岸線にみんな並んでる。
入水自殺しに並びに行かなきゃ。」と、

今いる草原から砂浜へ向かう。



波の高い砂浜には
取り払うことが可能な仕切りが設けられ、

この仕切りを取ることで波が押し寄せ
溺死することができるようになっている。

そこには僕と同じように入水自殺を待つ、
黒いスーツ、黒いネクタイに身を包んだ
50〜60代くらいの男性たちが縦二列に並んでいる。

みんな下を向き、悲痛な面持ちをしている。



「きみはこの列の一番前に並びなよ」

さっき僕に自殺場所を教えた若い男性が
一つ空いた列の先頭を指差す。

死装束とでもいうのか、
僕もみんなと同じように黒いスーツと
黒いネクタイに身を包み、
仕切りが取り払われるのを待つ。



列に並ぶやいなや、僕の周りを
白くて大きな蝶が飛び回り始め、
なかなか離れてくれない。

このまま仕切りが取り払われたら
関係のないこの蝶まで道連れにしてしまう。

何とかしてこの白い蝶には
ここからどけてもらいたい。



「何やってんの、早く殺しなよ」

細身の男は冷たくそう言い放つ。

しかしどうしても蝶を殺せない僕は、
「ごめんね…」とつぶやきながら

ひらひら舞う蝶の羽をそっと掴み、
波の届かない土管の上に止まってもらった。



「ようやく邪魔者がいなくなったね、じゃいくよ」

細身の男がまたも冷たく言ったかと思うと、
ついに波を止めていた仕切りが取り払われた。

だんだんと波が押し寄せ、足元を取られる。



僕の隣に立っていた男性がバランスを崩し、
波に飲み込まれていく。

そしてついに僕も、
腰の高さまで波が押し寄せてきた。

立っていられなくなる。

「あぁ…もうちょっと生きたかったなぁ…」

そうつぶやいた次の瞬間、僕は
押し寄せた大波に飲み込まれる。

ついに、人生終わったか…。



…。




気がつくと僕は、
真っ暗な満員電車の中で倒れている。

がばっと起き上がると、
近くにいた20代くらいの知らない男性二人が

「おー、やっと目を覚ましたか」
と言いながら、僕を抱き上げてくれる。

ここはどこですかと尋ねると、
今僕が住んでいる街へ向かう電車の中と教えてくれた。



波に飲み込まれて溺死したはずなのに、
どうやって助かったんだろう。

この人たちが助けてくれたんだろうか。
服も黒いスーツから私服に着替えられている。

ともあれ命拾いした僕は
まだ少しふらつくのをこらえながら
立ち上がり、彼らの会話を聞いてみた。



「しっかし、あの街の○○って仕事は割がいいねぇ」

労働者だろうか、
何やら景気の良さそうな話をしている。

もう一人の男性がこう応える。

「●●(僕が住んでいる街)だろ?
給料いいしほんと太っ腹だよな!」

「きみも●●から来たんだろ?」



!?

僕がどこに住んでいるか答えた憶えはないのに、
一体どうしてわかったんだろう。

そもそも、僕を助けて着替えさせてくれたのは
この人たちなんだろうか。

相変わらず真っ暗な満員電車の中で
彼らにそう尋ねようとしたその時…。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



この日の就寝時間は21時、
この夢から飛び起きたら午前2時半だった。

【キャスト】

・溺れる
今経験している試練、精神的な苦難、消極的な姿勢

溺れて助けられる場合、
現実世界で誰かから助けてほしい気持ちを表す

溺れて気を失う場合、
心身の疲れやどうしようもない困難に直面しているが
頼るものがない不安や現実を直視したくないことを表す

・蝶
人間関係や人生の転換期、変身や成長願望

・自殺
自分の欠点や弱点を捨て去り生まれ変わりたい願望
また実際に生まれ変わり人生を再出発する

・黒い服
暗いイメージの場合、心身の不調や孤独感を表す

・電車
人生、進路、環境の変化、前進しようとするエネルギー



改めて思うのは、僕は今
人生の転換期にいるってこと。

企業見学を控え、就労移行支援事業所では
昨日エントリーシートを作成した。

もし就職しない場合やタイミング次第では、
来月には生活保護の申請に踏み切ることになる。

確かに夢の示す通り、再生の象徴である死を越えて
環境の変化がありそうだ。



真っ暗な満員電車で目を覚ましたのは
ものすごく意外だった。

見知らぬ若い男に入水自殺を促され、
波に飲み込まれて時点で完全に死んだと思ったから。

本当にどうやって助かったんだろう。
夢だからか。



それにしても、僕は夢の中でまで溺れるなんて、
相当に「助けて」を周りに言えないんだなぁ。

人を頼る、助けを求めるのが下手。

このあたり、愚痴や不満を言わず
表情にそれを出すこともない気丈な母譲りかなぁ。


posted by 理琉(ワタル) at 03:56 | TrackBack(0) | 夢の話

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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