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2019年05月10日

怪物退治で1億円を請求される夢。

コンクリートのタイルが敷き詰められた
アリーナのような広い部屋にいる。

セメント色の何もない、殺風景な部屋。
窓は見当たらない。



突然、部屋中のタイル張りの床が
波打つように揺れ出した。

あっという間に大きな凹凸となり
くぼみには濁った水が入り込んで
足場がどんどんなくなっていく。



僕は足を取られながらも
何とか山になった部分に飛び移り
ほっと一安心した矢先、

何だかしっかり描写できないような
複雑な形をした黒いモンスターが出現、
特に理由もなく襲い掛かってきた。

武器も何も持ってなかった僕は
両手で顔を覆いながらもなすすべなく
もうダメだと諦めかけた。



と、そこへ

黒いアルファードのようなミニバンが1台乱入し、
何かを打ちまくってそのモンスターを撃退。

乗ってきた人たちは茶髪と金髪の
若い男性1人と女性2人

3人とも黒いTシャツが印象的で、
これまで逢ったことのない、全く知らない人。

誰?と戸惑っている僕の前に降り立ち
モンスターを倒した報酬として1億円を請求してきた。



え?え?高過ぎる…。

僕が戸惑っていると
我々は後でこの場所で食事するから
ここへ来てくれと言われ、その場は終わる。



その後、指定された場所へ行くと
掘りごたつのある居酒屋のような賑やかな店が一件。

到着するとさっきの知らない若い男性が迎えてくれた。

店の廊下から部屋の引き戸を開け、
すぐ左側手前の席に導かれる。

その男性の奥と、その向かいの席には
さっき車で乱入した時に同乗していた若い女性2人。
僕は1つ空いている男性の向かい側の席に招かれた。

そしていよいよ、先ほどの退治報酬1億円について
じっくり話そうという流れになったところで…。



ーーーーーーーーーー



今回の夢は
とても深く考えさせられる濃厚な内容だった。

【部屋、床】
・タイル張りの床→人に振り回される
・床が不安定→心の迷い、揺れる気持ち
・部屋→度量、巡ってくるチャンス
・窓のない部屋→閉ざされた心、社会や周囲への無関心

【怪物】
・怪物に襲われる
 →漠然とした不安や恐怖、ネガティブな思考

【黒】
・黒色→苦しみ、困難、再生、境遇の変化
・黒い車→ネガティブな感情、行動、不安、抑圧

【知らない人】
・自分の分身、気付いていないもう一人の自分

【食事】
・食事→生きる意欲、大きな目標
・食事に誘われる→依存心、受け身の姿勢
・居酒屋→社交性、周囲からの誘惑

【お金】
・愛情、生命維持エネルギー



一見、これから何か体調が悪化したり
よからぬことに巻き込まれるような判断を
自分がしてしまうことへの警告とも取れる。

でも僕はそうではなく、
近ごろ音沙汰がなくなった内側の自分から
こんなメッセージが届いたんじゃないかと思っている。



「お前がいるこの部屋、お前にはこんな広いアリーナを
埋め尽くすくらいの可能性がある。

なのにお前は自分の狭い世界に閉じこもり、
せっかく広い世界へ飛び出すチャンスを自ら棒に振っている。

受け身でいる限りチャンスは巡ってこない、
いつまでも閉じこもってないで飛び出してみろよ。」



「泳げないお前にとって致命的な水、
そして描写するのもはばかられるような怪物に襲われ、
さぞや怖かっただろう。

押し寄せる不安や恐怖から助けてほしい、逃れたい
もうダメだという気持ちはよくわかる。

だけど、乱入し助けに来たのは誰だ?
他の誰でもない、自分だっただろう?」



「そして自分を助けた自分は
法外な額の報酬を請求したように聞こえたかも知れないが、

お前は現実世界で、1億円でも買えないくらいの
愛情を求めているんじゃなかったのか?

アダルトチャイルドである自分について
今まで考えに考えてきたお前が何を欲しているかぐらい、
お前の中に居たらすぐわかるぞ。」



「お前を苦しめているのは他ならぬお前自身だ。
お前が自分のことを認め、許し、愛情を注がなくてどうする。

お前はお前に対して1億円払えないのか?
そんなはずはないだろう。」



「お前はこれだけのエネルギーに溢れ、
色んなことに挑戦できる力を持っている。

できることでいい、受け身にならず、行動してみるんだ。」



今はまだ、話しかけても返事は来ない。

だけど少しずつ、内側の僕からの声が
夢という形で聞けるようになってきたんだろうか。

暗い暗い嵐の中で一隻の小さな船に会いました。
船は私の背中押してこう言います。

「お前にはあの光が見えないのか?」

闇にあって決して進路を失わないその不思議な船は
踊る様に大きな波を越えて行きます。

海に逆らわず、しかし船首はまっすぐに、
たとえ逆風だろうとも、そして指を差します。

「みろ、光があった」


アラバスタ王女ネフェルタリ・ビビ

ONE PIECE 23巻 より

洪水と怪物に襲われ、諦めかけた自分を助けに来た、
黒い車に乗った黒いシャツの見知らぬ人たち。

彼らは、
自分の殻という”暗い暗い嵐”に閉じこもった僕にとっての
”一隻の小さな船”だったのかも知れない。


posted by 理琉(ワタル) at 16:50 | TrackBack(0) | 夢の話

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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