2022年04月08日
【オリジナル歌詞】『権力という虚像』
ー目次ー
『権力という虚像』
<作詞:2022.4.8>
あなたは何に怯えているの?
あなたはなぜそんなに力がほしいの?
あなたの一声で大軍が動く
あなたの一存で大勢が死ぬ
「自分は万能だ」「完璧な人間だ」
あなたはなぜ そう錯覚していたいの?
あなたの敵は あなたの外にはいない
あなたの敵は あなたの中にいる自分
失うことを恐れ 無力感に怯え
うずくまる 少年のあなた自身じゃないの?
あなたは幾つも 虚像を立てた
陸地に海に 見えない線を引いて
「国」と呼ばれるそれはあなたのもの なのに
あなたはなぜ そこに隠れて震えているの?
あなたの怯えを ごまかすために
あなたの力を 誇示するために
どれだけの命を散らすつもりなの?
いつまで 国という虚像の後ろで震えているの?
「完璧な自分」「力ある自分」
あなたはそんな虚像が崩れることが
怖くてたまらないんじゃないの?
あなたの怯えを ごまかすために
あなたの力を 誇示するために
どれだけの命を散らすつもりなの?
いつまで 国という虚像の後ろで震えているの?
あなたの敵は あなたの外にはいない
あなたの敵は あなたの中にいる自分
失うことを恐れ 無力感に怯え
うずくまる 少年のあなた自身じゃないの?
テーマは『自己愛が崩れる恐怖』です。
・ロシアのウクライナ侵攻
・『サピエンス全史』
から、考えたことを歌詞にしました。
ロシアのプーチン
カンボジアのポルポト
ソ連のスターリン
ドイツのヒトラー
など、歴史上「独裁者」と呼ばれる人物は、
心に大きなコンプレックスを抱えていたんじゃないかと思います。
なぜ、多くの人を傷つけてまで力を求めるのか。
その根底には、強い劣等感が垣間見えます。
「無力な自分を見たくない」
「特別じゃない自分など認めたくない」
そんな自分を直視したら崩れてしまう。
だから権力という虚像で隠そうとしているように見えます。
『サピエンス全史』では、人間が地球を支配できたのは
「フィクションを集団で信じる力」だと指摘しています。
たとえば国境を引いて「同じ国民」と言えば、
その中にいる人たちにも「同胞」と信じさせることができます。
本当は土地に線なんてないのに、
多くの人に信じさせ、協力させられる力。
たとえその協力が
「線の外にいる人たちを殺す」だとしても。
それを権力と呼ぶのなら、
多くの命が権力者のコンプレックス解消のために消えています。
権力者として上に行けば行くほど、
自分をかえりみる能力が失われるそうです。
誰もが自分の思い通りに動き、
自分をいさめてくれる人がいなくなるからです。
だから彼らに「心の奥底をかえりみてほしい」と言っても
難しいかもしれません。
それでも、彼らの都合で命が失われています。
そんなのおかしいです。
独裁者の皆さまには、どうか自分の心の底を見つめてほしい。
自分の中の「無力感に怯える少年」に気づいてほしいです。
- 歌詞
- 制作背景
1.歌詞
『権力という虚像』
<作詞:2022.4.8>
あなたは何に怯えているの?
あなたはなぜそんなに力がほしいの?
あなたの一声で大軍が動く
あなたの一存で大勢が死ぬ
「自分は万能だ」「完璧な人間だ」
あなたはなぜ そう錯覚していたいの?
あなたの敵は あなたの外にはいない
あなたの敵は あなたの中にいる自分
失うことを恐れ 無力感に怯え
うずくまる 少年のあなた自身じゃないの?
あなたは幾つも 虚像を立てた
陸地に海に 見えない線を引いて
「国」と呼ばれるそれはあなたのもの なのに
あなたはなぜ そこに隠れて震えているの?
あなたの怯えを ごまかすために
あなたの力を 誇示するために
どれだけの命を散らすつもりなの?
いつまで 国という虚像の後ろで震えているの?
「完璧な自分」「力ある自分」
あなたはそんな虚像が崩れることが
怖くてたまらないんじゃないの?
あなたの怯えを ごまかすために
あなたの力を 誇示するために
どれだけの命を散らすつもりなの?
いつまで 国という虚像の後ろで震えているの?
あなたの敵は あなたの外にはいない
あなたの敵は あなたの中にいる自分
失うことを恐れ 無力感に怯え
うずくまる 少年のあなた自身じゃないの?
2.制作背景
テーマは『自己愛が崩れる恐怖』です。
・ロシアのウクライナ侵攻
・『サピエンス全史』
から、考えたことを歌詞にしました。
ロシアのプーチン
カンボジアのポルポト
ソ連のスターリン
ドイツのヒトラー
など、歴史上「独裁者」と呼ばれる人物は、
心に大きなコンプレックスを抱えていたんじゃないかと思います。
なぜ、多くの人を傷つけてまで力を求めるのか。
その根底には、強い劣等感が垣間見えます。
「無力な自分を見たくない」
「特別じゃない自分など認めたくない」
そんな自分を直視したら崩れてしまう。
だから権力という虚像で隠そうとしているように見えます。
『サピエンス全史』では、人間が地球を支配できたのは
「フィクションを集団で信じる力」だと指摘しています。
たとえば国境を引いて「同じ国民」と言えば、
その中にいる人たちにも「同胞」と信じさせることができます。
本当は土地に線なんてないのに、
多くの人に信じさせ、協力させられる力。
たとえその協力が
「線の外にいる人たちを殺す」だとしても。
それを権力と呼ぶのなら、
多くの命が権力者のコンプレックス解消のために消えています。
権力者として上に行けば行くほど、
自分をかえりみる能力が失われるそうです。
誰もが自分の思い通りに動き、
自分をいさめてくれる人がいなくなるからです。
だから彼らに「心の奥底をかえりみてほしい」と言っても
難しいかもしれません。
それでも、彼らの都合で命が失われています。
そんなのおかしいです。
独裁者の皆さまには、どうか自分の心の底を見つめてほしい。
自分の中の「無力感に怯える少年」に気づいてほしいです。
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