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2021年03月08日

手芸部 アラン模様のセーター 三度目の正直 完成

毛糸ベスト10

レディース・セーターベスト10

ジレベスト10


どうも、梅ゆかり母さんです。
いやぁ、驚いた。
先週? いや、違うわ、2月27日には、セーターは完成していたのに、
そんで、ブログ書いた気でいたが、
今まで気づかなかった。
書いてないじゃん。

先週はちょっと体調が悪かったので、さぼっていたのもあって、気付かなかった

ので、セーター完成と、続けて作っているものの報告を

春になるので、大急ぎで作り始め、約1カ月で完成させました。
すごい(拍手)
やればできるようだ

で、完成品です
DSC_0892-1.jpg

DSC_0883.JPG


モデルが悪いですが……
ずいぶんとサイズダウンしました。
以前のやつと比べると解りますかね?
18.jpg


桁違いに袖が短くなってます。
胴回りの余裕は、以前のほうがいいけれど、裾が短すぎですかね?
一応、完成版では10センチ長めに編んでいますので、
本当なら短くなっていたんですが、
どちらも、あと少し長くてもいいかもしれないと思いますが、
まぁ、暖かいのでいいです。

袖の長さは少し長い程度で、折らなきゃいけないほどではないです。
模様のせいで、だぼだぼとした印象があるけれど、
見た目以上に軽く仕上がりました。

こういう模様編みのセーターは、重くなりやすいのですが、
糸が細かったせいでしょうか? 割と軽く仕上がりました。

少し暖かい日があったり、寒い日があったりで、
こんな真冬セータ―? でなくても。と思う日もあるけれど、
上着を辞めて、セーターで出かけているので、
風さえなければかなりいいです。

タートルネックなので、少し暖かい日には、首回り暑すぎますが、
今冬のような寒さが、もし、来冬やってきたら、
めっちゃ重宝すると思います。
いいものが出来上がったと、思います。


ジレベスト10

レディース・セーターベスト10

毛糸ベスト10

2021年03月07日

感想部 日本版ドラマ アガサ・クリスティ―「死との約束」

死との約束 (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]

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感想(6件)




どうも、梅ゆかり母さんです。
昨夜(2021年3月6日フジテレビ系列)放送された
「死との約束」の感想です。

原作読んだはず……。読んだよなぁ(汗)
読んだ気がする……。

原作印象よりも、デビット・スーシェ主演のポワロのほうが印象深く、
古代エジプト遺跡を巡るあの情景に心惹かれたのを覚えています。

まだ、放送(BSP17時ごろの再放送)はされていないので、今後の楽しみに置いておくとして。

今日の感想は、昨夜の分ですが、
勝呂 武尊(仰々しい名前だ)という「世界的有名な探偵」シリーズの3作品目です。
もちろん前2作品もアガサ・クリスティ―作品で、
勝呂はポワロなのですが、息子ですら、これはポワロではない。と違和感を覚える人物に仕上がってます。

とはいえですよ、
そこは、人を引き付けるアガサ・クリスティ―の原作と、
喜劇脚本家の三谷幸喜氏の巧みな采配で
すっかり引き込まれてしまう。

1作目のオリエンタル急行では、多少、アルバート・フィーニーのような
大袈裟で、高圧的な印象があったけれども、
2作品目のアクロイド殺し(黒井戸殺し)は、残念ながら見逃してしまって、
3作品目の、今回も、存分に、高圧的で、大袈裟なポワロ、もとい、勝呂になっていた。

なんだってこんなんなんだろう?

と思うけれど、それが余計に引き込まれてしまう原因でもある。
けぎらう人は多くいるかもしれないが、
なんだって、こんなふうにしてしまったのか?
と首を傾げてみると、
もしかすると、これは、わざとやっていて、実際はそうではない奴?
昼行燈的な? など少々思ってしまうが、
そうではないようで……あれが素のようだ
とはいえ、昭和30年代の探偵像を創造するときに、
現代の探偵ではダメだし、かといって、テレビ創世期に流行ったようなハードボイルドでも、
やんちゃで茶目っ気のある探偵でもよくない。
なんせ、相手は、世界的に有名な探偵の一人ポワロなわけだから

ポワロの人物像は、変な口ひげに大袈裟な態度、過剰な自信家でなければならない。
だが、昭和30年ごろにそのような日本人は、偉そうな政治家化、金持ちしかいない。
探偵がそんな感じでは居なかったはずだ。
いや、そもそも、30年代に探偵が居たのだろうか?

戦後10年しかたっていない時に、探偵を雇えるほどの事件があったのだろうか?
と考えると、彼がそれほどまでに活躍していることのほうが面白い。
金田一耕助もその辺りに居たらしいが、
彼は貧乏を絵に描いたように、下宿先の女将さんから金の催促をされている。
探偵とは貧乏である。というのが、戦後の日本の探偵像だとしたら、
これほど仕立てのいいスーツを着て、高級時計を見につける勝呂という男は、
一体どんな人なんだ? と思えばこそ、
あの、大袈裟な振舞いにも納得いくというもので、

そこが、三谷幸喜マジックなのだろうなぁと感心する。
時代的に30年代の服装なのか? とかいろいろ思う節はあるけれど、
まぁ、4Kのせいで、安っぽい服も高価に見えてしまう時代ですから、
仕方ないと割り切って、

とにかく、昭和30年代のころの、
慇懃無礼な小男が居たとしたら、やはり、勝呂のような感じになるのかもしれませんね。

とここまでは、勝呂に関する感想で、
ここから、本題に行くけれども、見てない人や、
そもそも、見たくないという人、原作を見ていない人のために
ネタバレはしないでおきたいのだが、

一度見てはいるので、犯人は解っているはずだけども、
まぁ、何と言いますか、アガサ・クリスティ―マジックで、
何度読んでも、ミスリードされてしまう。
あれ? この人だっけ? いやいや、この人だったっけ?
最終的に、やっぱり、犯人はこいつだったかぁ。変わってないよなぁ。
と、同じ本を何度見ても同じところでミスリードされる。いいお客でしょ?(笑)

この話は、はっきりとした伏線があるので、
それを忘れず、それを意識すれば犯人はすぐにわかるようなものです。
判るはず……
息子も、そのセリフ怪しいと思った。とは言ってた。
だけども、それが意図するところまでは見抜けなかった。
とし、私も、犯人があやふやだったので、リセットして、
初見として(頑張って初見のように頭を空にして)見てから、

「犯人は―」
と息子と推理ごっこをする。
「もう、いかん、眠い。でも、気になる」
という息子。ビデオとって、寝る? と言ったが、
「今から、犯人探しやん? これで寝るほうが気になる」
たしかに。と、結局0時まで見てしまうわけで(笑)

犯人のトリックには、なかなか難しいものがあるけれど、
でも、出来ないわけなさそうだし、
原作ではエジプト遺跡だった場所が、
熊野古道という、どちらも神秘的で、何やらいそうな雰囲気の場所
というのも相まって、
天狗だの、神様だの、そんな不思議なモノが居そうで、
そんなモノたちが、トリックの単純さを複雑に見せた気もする。

そして、何より、この話に引き込まれ、
結果、最後まで見てしまったのは、俳優が素晴らしいからで、
もし、俳優がそれほど素晴らしくなければ、見ないで済んだかもしれない。

頼りになりそうなくせに、実はヘタレな長男や、気の強い嫁。
ぐずぐずする次男や、しっかりしている風で、そうでもない長女、かわいそうな次女。
おせっかいな医者に、気の強そうな議員。自己を持たない秘書。怪しい男。

彼らがどこに居てもちゃんと良い持ち味でうろうろしている。
私のお気に入りは、長男嫁のシルビア・グラブさん
この女優さんなんだか好きです。高島兄のお嫁さんですよね? 美人だ。

と、子供たちや、関係のある人たちを差し置いて、
私の、この作品でも主演女優賞は、
本堂夫人を演じた松坂 慶子さんでしょう。
愛の水中花ですよ。(笑)

悪役が悪役でいてくれることこそ、その話しがよりよくなる
と、最近特に思う。
悪役のくせに、いい人感を出すと、話しが面白くない。
悪役がにっくき悪役でいてくれるからこそ、
加害者に同情するのだから。

だからこそ、松坂さんのあの意地悪なおばあさんの演技は「巧い」としか言えない。
あんな意地クソ悪いばあさん、殺されて当然。と言わしめる演技、
だからこそ、続きが気になって見れたのだと思う。

思いがけず、最後まで見てしまったけれども
観てよかった。と思った。
そうなると、2作品目の、「黒井戸殺し」ちょっと、見たかったなぁと後悔する。

BSPでポワロの「死との約束」をやった時には、
また、違った感想になるのかな? それはそれで、自分も楽しみ。

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2021年03月02日

感想部25 アガサ・クリスティ―の「ゼロ時間へ」ミス・マープル

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どうも、梅ゆかり母さんです。
今日は、「ゼロ時間へ」です

原作あらすじは
いつものように、wikipediaから引用です
ロンドン警視庁のバトル警視が活躍する本作品においては、犯人が殺人の計画を策定する時間から始まり、犯行の瞬間「ゼロ時間」へ遡っていく独特な叙述法が採用されている。


あれ? ミス・マープル出てこないようです(笑)
まぁ、そんな気はしてた。
どうもね、こじつけ感が強いなぁという印象。
なんせ、スケッチ旅行に来てるの。って……うーん、あぁそう。って設定だったから。
で、ドラマのあらすじは
デボン州の高台にあるトリシリアン家ではパーティが開催されていた。スケッチ旅行でこの地を訪れていたマープルは、トリシリアン家のカミーラとは古くからの知り合いで、パーティに招かれることになる。


こじつけが強すぎて、なかなか……
このカミーラに会いに来た。というふうにすりゃいいじゃん
と思ったが、級友を快く迎えるような人ではなさそうなので、
まぁ、こういう感じになったんだろうなぁと思う。

さて、この話の面白いところは
てか、ゼロ時間への意味が全く分からなかった。
何が、どうした???
そもそものその「ゼロ時間へ」の意味が解らないまま、
まぁ、犯人はそうだろう。など思った。

クリスティー・ランキングで7位を取るほど好かれている話しなのに、
このドラマではその好かれているところが描かれていないのか?
私がくみ取れていないのか?
多分、くみ取れていないんだろなぁ……。
どういう意味なんだろう……。

やっぱり、原作読まなきゃダメだな……ふぅ。

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2021年03月01日

感想部24 アガサ・クリスティ―の「無実はさいなむ」ミス・マープル


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どうも、梅ゆかり母さんです。
「無実はさいなむ」
また、BSPで、ビル・ナイ主演で再放送されます。
これにはミス・マープルは出てきません。
原作自体にも出てきませんからね。
びっくりですよ(笑)

それで、原作のあらすじは

義母殺しの容疑で逮捕され獄中で死んだ男性。彼の冤罪を晴らすため、地理学者の男は遺族の住む屋敷を訪れる。自分は彼のアリバイを証明できる、そう伝えた男に、遺族は思わぬ反応を返す。


なんだかね、ミス・マープルの学者先生がかわいそうで。
だって、手柄横取りされてるもの(笑)

とはいえ、原作を知らなければ、楽しめましたよ。
やっぱり、ミス・マープルの図々しいおばあちゃん度胸と言いますか?
あれが多少鼻につくけれど、
それを嫌悪的に感じないのは、女優さんの品のよさなんじゃないかな?
あと、ミス・マープルという人の穏やかそうな印象も
物語的には優しく感じられるし、
事件自体は、非情にひどい話ではあるからね。

そういう点でも、
ミステリーに必ず一人や二人いる癒しキャラさえも、
ミス・マープルはになっている。
と考えると、ミス・マープルって、最強じゃない?

推理もして、マスコットガールもして、って。

この話の面白いところは、死亡してしまった
(死刑が決まっているのか、獄中で病死なのか、ケンカに巻き込まれて死んだと、
ビル・ナイの方では書かれていたけれども、原作読んでいないので、そこらへんはあいまいだけど、)
ジャックが実は無実だったと解り、家族が混乱するところ。
いや、喜ぼうぜ。って、学者先生が思っているのも解るシーン。

だって、投獄されてまだ数年だから、助けられるでしょう!
ってやってきた正義の人の前で、
「なんで今頃? てか、引っ掻き回すのやめて」
何て、なんて冷たい言い方なんでしょう。
ってシーンが好き(笑)

だって、あれがすべてじゃない?
あのシーンで、
「いくら無実を証明されても、もう戻ってこないの」とか
「無実だったら、もう少し早く来てくれたら」とか
「いまさら言ってきても、」
などの感情の中で、犯人だけが、
「もう遅いし、いまさら犯人捜しをされては困る」
て思いが滲みでている。

顔にこそ出ないし、そこは俳優さんだから、解らないにしても、
もし、もし、そういう場面で、自分が犯人だったら、
容疑者としてまた疑われるのか?
また尋問されるのか?
といった不安より、今度こそ自分が犯人だとばれてしまう
と思う方が面白くないですか?

動機も含めて、自分の居場所がなくなるから
という気持ちを持って、
「犯人だと今度こそばれたら、私の居場所がなくなってしまう」
と思いながら、学者先生の登場を受け入れる

さぁ、あなたは、表情を変えずに居られる?
私は………むりだな(笑)

そういった視点で物語を見るのも、面白いのかも
犯人は誰だとは言わないけれど、
上記書いた気持ちを持って、自分が犯人であると思いながら読んでみるのも、
ドラマを見てみるのも、楽しみ方の一つかもしれませんね

ミス・マープルが出てくるドラマでも、
出てこないドラマでも、
どちらでも面白いと思います。

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