アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2020年12月15日

文芸部 シナリオに挑戦してみようか、な。(長くなるつもりはなかったが、)1

クリスマス・プディングの冒険【電子書籍】[ アガサ クリスティー ]

価格:734円
(2020/12/15 17:48時点)
感想(0件)




tantei_hannin.png


土曜日はポワロの日で、さんざんドラマにケチつけていて、自分で思った。
じゃぁ、自分なら書けるのか? 

シナリオなんか書いたことがないので自信はない。自身はないけれど、原作を曲げてまで書くことはしない。
なぁんて、野望を膨らませて、小説を読み直してみようと思う。

2428328_s.jpg



シナリオにするなら、まず明らかに面白くなかったドラマにしよう。
そこで、先々週気分悪く(見終わった後)感想を書いた「負け犬」にしようと思う。

そもそも、どんな原作か全く覚えていなかったので、読み返しにもなってよかった。

で、読んでいて、頭の中大混乱
ドラマが全く違うのですよ。どうしたらこんなに変更できたのか? 驚いてしまう。

そして、つくづく思うのは、翻訳家によって口調が変わったり、登場人物の味が変わること。
まぁ、原文が読めないから悪いのですけどね下矢印2
それにしたって、こんなに変わっていいの? て思うほどの代わり用です。

そもそも、ヘイスティングスは出てこないし、ミス・レモンも出てこない。
それなのに話は進み、他人の家へお邪魔しておきながら、自分の執事を従えているポワロ。
そういうのありなんだぁ。とちょっと文化の違いに驚き

そして100ページぐらいの短編を読んで速攻で感じたのは、
「45分ドラマにできる?」
でした。
45分ドラマがどれほどの文字数が必要なのか解らないけれど、
多いと、役者は大変だろうし、少ないと、背景やら、小道具ばかりが写るだろう。
そんなドラマ、面白いわけがない。
ほどほどの量の会話と絵があってこそだ。バランスが大事ですよね。

ですが、最初にも言ったように、私はシナリオを書いたことがない。
なので、書き方も解らない。
シナリオには明確なるルールが存在していて、それにのっとって書くものらしく、
それは、何となく解ったが、では、いざ、この「負け犬」をドラマ化しようとして、


laptop-2557572_640.jpg


まずどうする?
ドラマでは、被害者であるルーベン・アストウェルは非常にイヤな奴である。
というのを前面に出すために、とにかくひどい奴感を演出していた。
横柄な態度、乱暴な言葉、「殺されても仕方のない人」という仕上がりだ。
過剰にも思えるけれど、それは原作通りに書いてしまうと、

「うーん、まぁ、そうね。嫌な奴だからね、仕方ない、かな?」

という感想を与えてしまいかねないのだ。(と思う)
小説とドラマでは、「嫌な人物」つまり、絶対懲悪の「悪役」の描き方が違うのだ。
小説では、文字として何度も「極悪非道な奴」とか「嫌な奴」など書き、それを目にすることで、
読者は、常日頃思っている「嫌な奴」とだぶらせる。
そんな奴が代わりに被害者となるので、小気味良かったりする。

だが、ドラマや、映像は、悪役に「悪役なんです。悪い奴なんです」という看板をぶら下げてはいない。
したがって、表に出ている顔だけで「いい人」か「悪い人」かを判断するのは、
大袈裟に話したり、嫌な奴を「演じてもらうしかないのだ
それがすなわち、過剰な演出。なのだろう。

それを踏まえると、原作で、<ルーベンがどれほど犯人にひどいことをしてきたか>。と言っても、映像ではそれはあまりにも弱く感じてしまう部分だったのだろう。
まわりからひどい奴だと言われていたとそう印象付けるために、ルーベン以外はかろうじていい人である風に描かれている。たとえ、何かを隠していたとしても、隠し事の一つや二つ。程度の事なのだ。
それは、映像でしか表現できないものなのだ。

逆に、隠し事をしているであろう人を描写すれば、優に数行いろんな装飾を織り交ぜて書かなくてはいけない。しかもそれがいろいろな伏線や、今は隠しておきたいから、当たり障りのない行動に見せる。などというときには、更に行が増えるか、極端に書かないか。

だけど、それは映像では不親切になる。

ドギマギして目線をそらすのを見て、何か隠しているのだろうと勘づいたが、今はそれを追求しても、彼女は何も話さないだろうから、そっとしておいた方がよさそうだ。

なんて書いてあるのと、

彼女。きょろきょろした後で、視線を外す。
私。そんな彼女を見て何か言いたげな表情をする。

映像的には、絶対に後者だろう。

シナリオの書き方のサイトを見て、ほぉ。と思ったのが、

「作家の頭の中を映像化する。それには、詳細かつ簡素に書かなければならない」

文字を書く人間すべてがそうだとは言わないが、私は特に画才がない。
自分に画才があれば、こういう状況なのだと絵にしたくなる時がある。
それを言葉に置き換え、読んでいる人に、自分の頭の中と同じ柄を浮かべてほしくて、必死で書いている。

だが、映像にはそこまで必要でないこともあるのだ。

木の葉が舞い降りる。葉が落ちてくるより、敷き詰められている葉のほうが多いところ。もうすっかり冬がやってこようとしているようだ。

と書くより、

落ち葉が多い道。初冬。

と書く方が、シナリオ的なのだ。

で、ここまで書いてなんだけれども、長くなったので、次回へ続く。


言視舎版「懐かしドラマ」が教えてくれるシナリオの書き方 シナリオ教室シリーズ / 浅田直亮 【全集・双書】

価格:1,650円
(2020/12/15 17:45時点)
感想(0件)


ライトノベル初心者が、ライトノベル好きのパートナーに指示されながら書く、ライトノベル完成まで(6)




なんとか、何とか書き出し、最初の出発をどうするかでもめていて、
「〜てきな〜」にイラッとしつつ、何とか、出発しよう。というところまでかけた。

 問題は、なぜ旅に出なければいけないのか?
 なぜ旅を続けなければいけないのか?
 どうすれば、続けさせられるのか?
 それらを考え、旅のプランを考え、さぁ、進むぞ!

 と、文字数で言えば5000字くらいですか、書いたんですよ。
 主人公と、学者と騎士の三人のRPGっていうんですか?

 それを読んだ、パートナーの一言「これはいかん」

 はぁ?

「おもろすぎる。続きは?」

 おや? 面白い?
 その先の設定で決まっていることを話す。

「……面白そうじゃないですかぁ〜。先が読みたい。
ただ……学者の名前、変えない?」

 ……へ? いや、この名前でいい? って送った時には何も言わなかったじゃないか? 今頃?

 そこで作業止めて名前を考える。
 でもさぁ。もう、それで書きだしててだよ? あたしにいい名前なんか浮かぶはずがないじゃない

 三日止まったね。
 いろんな国の名前を調べて当てはめて、「いいじゃん!」と片方が言っても、相手が「それは〜」と反対する。
 厄介だわ。

 で、何とか決まったのだけども。
 パートナーの中で、どうもはなしの中でわちゃわちゃと、学生的ノリが欲しいらしくて、
「アルフォンソなのに、アルって呼ぶのを怒るとか、どぉ?」

 すんげ―めんどくせぇー。そんなん、どこにでもある話やん!


 イライラが、止まりません。


ファン
検索
<< 2020年12月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
梅ゆかり母さんさんの画像
梅ゆかり母さん
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。