2016年06月27日
《女子バレー日本》 木村沙織らリオ五輪代表メンバー12人決定!
リオデジャネイロ五輪(8月5日〜21日、ブラジル)に出場する女子バレーボールの日本代表メンバー12人が27日に決定した。4度目の五輪出場となるキャプテン木村沙織、山口舞、荒木絵里香、迫田さおりらのロンドン五輪経験者に加え、世界最終予選でチーム最多得点を挙げるなど活躍した長岡望悠、守護神として期待されるリベロの佐藤あり紗らが選ばれた。同日午前、京都市下京区のホテルで行われた発表会見で眞鍋政義監督は「チームワーク、ディフェンスを重視してベストの12名を選考した。ロンドン五輪では銅メダルを獲得したが、リオではそれ以上のメダルを目指す」と意気込みを述べた。
眞鍋政義監督 12人にいちばん求めるものは?
<女子バレー>木村沙織らリオ五輪代表メンバー12人決定
4度目の五輪出場となるキャプテン木村沙織(田村翔/アフロスポーツ)
全日本女子リオ五輪出場メンバー12人
リオ五輪に出場する女子日本代表12人は次のとおり。
【パスヒッター】3.木村沙織(29/東レ)、8.石井優希(25/久光製薬)、11.鍋谷友理枝(22/デンソー)
【ポイントゲッター】4.迫田さおり(28/東レ)、9.長岡望悠(24/久光製薬)
【ミドルブロッカー】1.山口舞(32/岡山)、2.荒木絵里香(31/日本バレーボール協会)、10.島村春世(24/NEC)
【セッター】7.田代佳奈美(25/東レ)、12.宮下遥(21/岡山)
【リベロ・レシーバー】5.佐藤あり紗(26/日立)、6.座安琴希(26/久光製薬)
(※年齢は2016年6月27日現在)
<女子バレー>木村沙織らリオ五輪代表メンバー12人決定
出場内定選手を発表する全日本女子チーム 眞鍋政義監督(左)と荒木田裕子強化事業本部本部長兼女子強化委員長=27日午前9時5分ごろ、京都市内のホテルで眞鍋政義監督「最重要視したのはチームワーク」
4年前も悩みましたが、今回も悩みました。昨日(6月26日)、ワールドグランプリが終わって、スタッフと最終的に意見交換して決めました。そして選手に伝えました。
最重要視したのはチームワーク、それからサーブレシーブ、ディグ(スパイクレシーブ)を中心としたディフェンス力です。バレーボールはチームスポーツなので、世界の強豪に勝ってロンドンオリンピックよりいいメダルを取る、世界一になるためには目に見えない部分も必要。
それを出せるのがチームワーク。絶対的なエースがいる、身長も高いそんな世界のトップチームと比べて身長は低いし、世界バレー(2014年)でもワールドカップ(2015年)でもベスト4に入れなかった日本がメダルを狙うためには、やはり4つの世界一(サーブ、サーブレシーブ、ディグ、失点の少なさ)は必ず達成しなければならない。サーブレシーブ、ディグのディフェンス力などで身長の低さをプラスにしたい。そのために残りの40日、その部分を強化したいと思います。
木村がキャプテンとして臨むリオ。木村にはロンドン五輪でキャプテンだった荒木とタッグを組んでチームを引っ張り、チームワークを発揮してくれることを期待している。
パスヒッターでは、まず石井は年々サーブレシーブが安定してよくなってきているし、実はディフェンスがいい、いいポジション取りをしている。五輪でも活躍を期待している。鍋谷については彼女のムード。ピンチサーバーとしてもジャンプフローターで的確に狙った所へ打て、また鍋谷が入ると点数が入る。勝負強さにも期待している。
リベロだけでなくレシーバーとしても佐藤と座安を登録したのは世界のバレーを研究する中で、サーブレシーブとディフェンス力のためにレシーバーを一人入れたほうが日本チームにとってはいいという判断から。3回のローテで効果的に使っていきたいと思っている。座安を選んだのは彼女のバレーボールへの思いや態度。木村、荒木、山口、迫田とロンドン五輪経験者が4人、長岡、島村、宮下、田代ら初めての選手、リオ五輪で目標を達成できると考えるこの12人で、ロンドン五輪以上のメダル、世界一を目指します。
五輪代表12人のリオへの思い
木村沙織主将
チームの目標を達成できるよう、またリオで強い気持ちを全て出し切れるよう、いい準備をして全員で戦います。たくさんの応援、よろしくお願いします。
長岡望悠
火の鳥NIPPONの一員として、覚悟を持ってオリンピックに臨みます。
宮下遥
自信を持って迷わずコートに立てるよう、しっかり準備をしたいです。チームで金メダルに挑戦します。
佐藤あり紗
今日まで練習や試合をたくさん経験し、たくさんの方々と出会い、学び、感じ、今の「佐藤あり紗」というバレーボール選手、人間が作られてきました。応援してくださるたくさんの方々の想いを胸に、感謝の気持ちを忘れずに強い気持ちでオリンピックに臨みます。
鍋谷友理枝
オリンピックの舞台に立つという責任と誇りを持って、日本の代表として金メダルを獲るために、チームに貢献できるように精一杯頑張りたいと思います。
山口舞
4年間の集大成として、これまでやってきたことをオリンピックの舞台で全て出し切れるように頑張ります。そしてロンドンオリンピック以上のメダルを目指し、チーム力で戦います。
島村春世
自分の持ち味をしっかりと出してチームの勝利に貢献します。
荒木絵里香
「ロンドンオリンピック以上のメダルを獲得する」という目標に向かって、チーム一丸となって全力で頑張ります。
石井優希
みんなの想いを背負って、そして今まで以上に自覚と責任を持ってオリンピックに臨みます。金メダルを日本に持って帰れるように頑張ります。
迫田さおり
今まで一緒に戦ってきた仲間の思いも胸に、これまで以上に精一杯頑張ります。
座安琴希
日本代表としての自覚と責任を持ち、最高のメンバーと戦い抜きます。ご声援、よろしくお願いします。
田代佳奈美
1番いい色のメダルを獲るために、日の丸を背負うという自覚を持って全力で戦います。
【リオ五輪】日本の予選ラウンド日程
日本の予選ラウンドの日程と試合時間(日本時間)は以下の通り。6チーム中、上位4チームが準々決勝に進む。
8月6日:日本×韓国(午後9時半〜)
8月8日:日本×カメルーン(午後11時35分〜)
8月11日:日本×ブラジル(午前10時35分〜)
8月13日:日本×ロシア(午前8時半〜)
8月15日:日本×アルゼンチン(午前8時半〜)
バレーボール日本女子・・・オリンピックに行けない日本男子の分まで頑張ってほしいですね。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5198445
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック