2023年09月19日
梅毒について知ろう−21.日本国内における梅毒治療に使用される抗生物質について −
相変わらず梅毒の流行は止まりません。
※2023年9月3日現在梅毒患者数10110人※
今回は梅毒の治療に使用される抗生物質ついて解説致します。
1.バイシリン(40万単位/g)40万単位を1日3〜4回内服を2〜4週間。
2.アモキシシリン(250mg)2錠を1日3回内服を2〜4週間。
3.アモキシシリン(250mg)2錠を1日3回内服+プロベネシド(250mg)1錠を1日3回内服を2週間。
※欧米ではベンザチンペニシリンGの筋注が第一選択肢で使用されていますが、日本では使用が認められていないことから、サワシリン、パセトシンが使用されています※
【ペニシリンアレルギーのある人の治療は?】
ペニシリンアレルギーやペニシリン薬剤の副作用でペニシリン系が使用できない場合は、ドキシサイクリ(100mg)1錠を1日2回内服を2〜4週間使用する。
【ペニシリン系とドキシサイクリンが使用できない人の治療は?】
ペニシリン系とドキシサイクリンが使用できない患者には、アジスロマイシン(2g)を1回のみ使用する。
欧米ではアジスロマイシンは使用されていない
欧米ではアジスロマイシン耐性梅毒トレポネーマが多く存在する(特にMSM:Males who have Sex with Males)の間で)ことから、 アジスロマイシンは治療には使用されていない。
日本ではアジスロマイシン耐性梅毒トレポネーマの存在は確認されていない。
【アジスロマイシン使用時の注意点】アジスロマイシン使用時の注意点
アジスロマイシンは妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので,妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には, 治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ慎重に投与する必要がある。
ヒト母乳中に移行することが報告されているので,授乳中の婦人に投与することを避けやむを得ず投与する場合には,授乳を中止させること。
※2023年9月3日現在梅毒患者数10110人※
今回は梅毒の治療に使用される抗生物質ついて解説致します。
1.バイシリン(40万単位/g)40万単位を1日3〜4回内服を2〜4週間。
2.アモキシシリン(250mg)2錠を1日3回内服を2〜4週間。
3.アモキシシリン(250mg)2錠を1日3回内服+プロベネシド(250mg)1錠を1日3回内服を2週間。
※欧米ではベンザチンペニシリンGの筋注が第一選択肢で使用されていますが、日本では使用が認められていないことから、サワシリン、パセトシンが使用されています※
【ペニシリンアレルギーのある人の治療は?】
ペニシリンアレルギーやペニシリン薬剤の副作用でペニシリン系が使用できない場合は、ドキシサイクリ(100mg)1錠を1日2回内服を2〜4週間使用する。
【ペニシリン系とドキシサイクリンが使用できない人の治療は?】
ペニシリン系とドキシサイクリンが使用できない患者には、アジスロマイシン(2g)を1回のみ使用する。
欧米ではアジスロマイシンは使用されていない
欧米ではアジスロマイシン耐性梅毒トレポネーマが多く存在する(特にMSM:Males who have Sex with Males)の間で)ことから、 アジスロマイシンは治療には使用されていない。
日本ではアジスロマイシン耐性梅毒トレポネーマの存在は確認されていない。
【アジスロマイシン使用時の注意点】アジスロマイシン使用時の注意点
アジスロマイシンは妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので,妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には, 治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ慎重に投与する必要がある。
ヒト母乳中に移行することが報告されているので,授乳中の婦人に投与することを避けやむを得ず投与する場合には,授乳を中止させること。
※おかしいと思ったら迷わずに※
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