2023年11月05日
淋菌感染症について正しく知ろう−6.淋菌性結膜炎について−
【淋菌性結膜炎とは何ですか?】
淋菌が眼に感染して起こる感染症で、膿漏眼(のうろうがん)または風眼(ふうがん)とも呼ばれます。
【淋菌性結膜炎の感染する場所はどこですか?】
眼に感染します。
【感染するとどのような症状が出るのですか?】
成人では、性行為の1〜3日後、強い結膜充血、浮腫、眼痛が起こり、大量のクリーム状の濃い眼脂(黄色で濃い目やに)が出ます。
新生児では、生後1〜3日で両眼性に強い結膜充血、浮腫、眼瞼腫脹(がんけんしゅちょう)が起こり、クリーム状の濃い眼脂が出ます。
【淋菌性結膜炎を治療しないとどうなるのですか?】
成人でも新生児でも、重症化すれば角膜に穴が空き、角膜穿孔(かくまくせんこう)を起こし失明する危険性があります。
【淋菌性結膜炎の検査はどのような検査があるのですか?】
特徴的なクリーム状の濃い眼脂があれば診断できます。
成人では性行為の有無、新生児では母親が淋菌に感染している否かの情報なども参考になります。
診断を確定するには、眼脂のなかの淋菌を顕微鏡で証明します。
【淋菌性結膜炎の検査はいつ受けたらいいのですか?】
性行為の1〜3日後、強い結膜充血、浮腫、眼痛が起こり、大量のクリーム状の濃い眼脂が出た場合、直ぐに受診することです。
【淋菌性結膜炎の治療法はどのようにするのですか?】
セフェム系点眼薬を1時間ごとに点眼し、抗菌薬の全身投与を行います。
新生児では出産時に予防的に抗菌薬を点眼します。
【淋菌性結膜炎の検査はパートナーと二人でなぜ受ける必要があるのですか?】
パートナーの一方のみを治療しても未治療のパートナーから再度感染させられことから 共に検査を受けて感染していれば、同時に治療する必要があります。
【淋菌性結膜炎に感染しているとHIVに何故感染しやすいのですか?】
眼に感染することからHIV感染のリスクが高くなることはありません。
【1回の性行為での感染率は?】
直接的な性行為では感染しませんが、オーラルセックスで感染者の体液や唾液が眼の中に入ることから感染します。
眼の中に感染者の体液が入ったり、感染者の体液の着いた手で眼をこすれば非常に高い確率で感染します。
自分自身の喉や性器に淋菌が感染していて、唾液や尿が付着している手で眼をこすれば眼に感染します、これを自家感染と呼びます。
【淋菌性結膜炎の現状は?】
かつては、妊婦が淋菌に感染している場合、出産時に子どもが産道で淋菌に感染し、乳幼児の主要な失明原因として恐れられていましたが、現在では生まれてきた子どもに有効な抗生物質を点眼して予防することから、新生児にはほとんど見られなくなってはています。
反面、大人の淋菌性結膜炎が増えてきていますが、淋菌に有効な抗生物質があり、治療法が確立していますので、眼に症状が出てきた時は早めに眼科を受診することです。
【淋菌性結膜炎の感染予防法は?】
性器に淋菌が感染している場合は、排尿後は必ず手を洗い、手を洗わず眼をこすらないこと。
喉に淋菌が感染している場合は、唾液の付いた手で目をこすらないこと。
※自分自身に淋菌感染があるときは必ず手をきれいに洗うことが眼への感染予防となります※
オーラルセックスの場合、眼に相手の体液や唾液が入らないようにすることと、手に相手の体液や唾液が付いた場合は必ず手を洗うこと、手を洗わずに眼をこすらないこと。
【何科を受診すればよいのか?】
眼科
淋菌が眼に感染して起こる感染症で、膿漏眼(のうろうがん)または風眼(ふうがん)とも呼ばれます。
【淋菌性結膜炎の感染する場所はどこですか?】
眼に感染します。
【感染するとどのような症状が出るのですか?】
成人では、性行為の1〜3日後、強い結膜充血、浮腫、眼痛が起こり、大量のクリーム状の濃い眼脂(黄色で濃い目やに)が出ます。
新生児では、生後1〜3日で両眼性に強い結膜充血、浮腫、眼瞼腫脹(がんけんしゅちょう)が起こり、クリーム状の濃い眼脂が出ます。
【淋菌性結膜炎を治療しないとどうなるのですか?】
成人でも新生児でも、重症化すれば角膜に穴が空き、角膜穿孔(かくまくせんこう)を起こし失明する危険性があります。
【淋菌性結膜炎の検査はどのような検査があるのですか?】
特徴的なクリーム状の濃い眼脂があれば診断できます。
成人では性行為の有無、新生児では母親が淋菌に感染している否かの情報なども参考になります。
診断を確定するには、眼脂のなかの淋菌を顕微鏡で証明します。
【淋菌性結膜炎の検査はいつ受けたらいいのですか?】
性行為の1〜3日後、強い結膜充血、浮腫、眼痛が起こり、大量のクリーム状の濃い眼脂が出た場合、直ぐに受診することです。
【淋菌性結膜炎の治療法はどのようにするのですか?】
セフェム系点眼薬を1時間ごとに点眼し、抗菌薬の全身投与を行います。
新生児では出産時に予防的に抗菌薬を点眼します。
【淋菌性結膜炎の検査はパートナーと二人でなぜ受ける必要があるのですか?】
パートナーの一方のみを治療しても未治療のパートナーから再度感染させられことから 共に検査を受けて感染していれば、同時に治療する必要があります。
【淋菌性結膜炎に感染しているとHIVに何故感染しやすいのですか?】
眼に感染することからHIV感染のリスクが高くなることはありません。
【1回の性行為での感染率は?】
直接的な性行為では感染しませんが、オーラルセックスで感染者の体液や唾液が眼の中に入ることから感染します。
眼の中に感染者の体液が入ったり、感染者の体液の着いた手で眼をこすれば非常に高い確率で感染します。
自分自身の喉や性器に淋菌が感染していて、唾液や尿が付着している手で眼をこすれば眼に感染します、これを自家感染と呼びます。
【淋菌性結膜炎の現状は?】
かつては、妊婦が淋菌に感染している場合、出産時に子どもが産道で淋菌に感染し、乳幼児の主要な失明原因として恐れられていましたが、現在では生まれてきた子どもに有効な抗生物質を点眼して予防することから、新生児にはほとんど見られなくなってはています。
反面、大人の淋菌性結膜炎が増えてきていますが、淋菌に有効な抗生物質があり、治療法が確立していますので、眼に症状が出てきた時は早めに眼科を受診することです。
【淋菌性結膜炎の感染予防法は?】
性器に淋菌が感染している場合は、排尿後は必ず手を洗い、手を洗わず眼をこすらないこと。
喉に淋菌が感染している場合は、唾液の付いた手で目をこすらないこと。
※自分自身に淋菌感染があるときは必ず手をきれいに洗うことが眼への感染予防となります※
オーラルセックスの場合、眼に相手の体液や唾液が入らないようにすることと、手に相手の体液や唾液が付いた場合は必ず手を洗うこと、手を洗わずに眼をこすらないこと。
【何科を受診すればよいのか?】
眼科
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タグ:淋菌性結膜炎受診と治療
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