2021年03月11日
駐バハマのキューバ大使館 キューバ人不法移民の遭難に対応中
バハマのキューバ大使館
Cubadebate、2021年3月11日
3月6日(土曜日)以降、駐バハマのキューバ大使館は、キューバ人グループが米国への不法上陸を意図した船舶の遭難のために、バハマ外務省、移民局、バハマ王立国防軍(英略称RBDF)と恒常的に連絡を取り続けている。
王立バハマ国防軍や米国沿岸警備隊、国境警備隊によって実施された捜索・救助行動によって、サル島近くのバハマ海域で、キューバ人グループの一部の救出が可能となった。
わが国の大使館は3月8日(月曜日)に、救助されたキューバ人たちの状況を把握するため、領事訪問を実施し、またいまだ行方不明にある人びとの家族との連絡を維持している。
並行して、キューバ外務省職員は、キューバおよび米国にいる家族たちと連絡をとりあっており、今回の事件に関して判明した詳細情報を提供している。
キューバ当局は、今回の事件に起因する悲劇を悼み、救助されたキューバ人たちへの領事対応の保証と、行方不明となっている人びとの捜索のために、最大限の努力をおこなっている。
駐バハマのキューバ大使館は、第一に旅行者の身体的完全性を保証する正規で秩序ある安全な移民流出を実現するために、さまざまな相手国側との取り組みを続ける意思を改めて表明する。
(駐バハマのキューバ大使館の情報)
キューバTV(2021年3月11日)
Embajada cubana en Bahamas da seguimiento a naufragio de embarcación con ciudadanos cubanos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/03/11/embajada-cubana-en-bahamas-da-seguimiento-a-naufragio-de-embarcacion-con-ciudadanos-cubanos/
キューバ 不正規な移民による事件の予防を米国へ求める
Radio Habana Cuba、2021年3月11日、PL
キューバはきょう木曜日(3月11日)、米国に対して、不正規な移民に起因する不幸な事件を予防するよう要求し、2017年1月12日の両国間の移民分野における共同宣言の遵守の義務を再確認した。
声明において外務省は、数名が遭難した今月はじめの事件のような出来事が起きないよう、不正規で不安定で無秩序の移民を予防するためにキューバ政府は取り組みを続ける、と改めて表明した。
キューバTV(2021年3月11日)
Cuba insta a prevenir incidentes debido a emigración irregular
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/250386-cuba-insta-a-prevenir-incidentes-debido-a-emigracion-irregular
キューバ コロナ禍の1年
2020年3月12日にカフェでアイスを食べていたとき、マスクを着けていた若者を見て私は驚いた。このとき新たな日常が始まっていたのだ
Cubadebate、2021年3月11日、 Ismael Francisco記者(写真と文)
私にとってバヤモはますます遠くなり、1年を通して家族に会いに行けるのは1度だけになった。ビーチは「干上がって」しまった。アルマンディート・エル・ティントレーロが、ラティーノアメリカーノ球場での唯一の観客になった。夜はその魅力、バー、音楽、人びとを奪われた。水曜日はまだ日曜日のようだ。国民に多くの命とソベラーナという希望を与える医師と科学者たちが、このオリンポスの神々になっている。
いつもとは違う日常:知らなかった単語(PCR、滴剤PrevengHo-Vir、スピードテスト)、学校閉鎖、ますます長くなる行列とこれを整理する警察、私の体調を確認しに来たかかりつけの看護師や医学生たちの呼び声で明ける夜。
1年は長く思えるが、あっという間に思う人もいるかもしれない。確かなことは、2020年以降、私の写真には、それまで想像できない要素が組み込まれてきた、ということである。あれは3月12日のことだった。私はとあるカフェで美味しいチョコレートのアイスを食べていた。そこへ1人の若者が入ってきて、彼はなんとマスクを着けていた!これがコロナ禍の私の一発目の写真となった。
トライアスロンの選手レスリー・アマトが、コーチのディオセレス・フェルナンデスとともに自宅用プールでトレーニング中。海や通りで練習が難しいために彼ら自身で編み出した、泳ぎ、自転車に乗り、走るための急ごしらえの道具を使って、2021年東京五輪の予選参加を目指す
米国政府が封鎖を強化し、ウエスタン・ユニオンでの送金が中止
第60期キューバ野球リーグはパンデミックのために無観客で実施
学校での授業は中断した
住民への調査で重要な役割を果たしている若き医学生たち
わが国の医師たちがパンデミックと戦うために世界各地へ出発した
マスクは私たちの日々の日常の一部となり始めた
滴剤PrevengHo-Virはリスクの大きな人びとに供給される
夜間における人と交通の行き来の制限
行列とヒッチハイカーといくつかの不規律がこのパンデミックの時代に溢れた
フィデルの写真と、「自宅があなたの広場」という呼びかけの看板が、メーデーのお祝いとして、街中の多くの通りに掲示
キューバ産ワクチン候補の臨床試験が開始
Fotos diferentes, en un año de pandemia
http://www.cubadebate.cu/fotorreportajes/2021/03/11/fotos-diferentes-en-un-ano-de-pandemia/
三連覇の名監督ペドロ・ホバ 古巣ビジャ・クララに25年ぶりの復帰
Radio Habana Cuba、2021年3月11日、PL
キューバ野球の三連覇監督ペドロ・ホバが、第61期キューバ野球リーグのビジャ・クララチームを率いるために復帰する。
ホバは、キューバ野球の4大チームのうちの1チーム、ビジャ・クララを率いて、1993年から1995年にかけて3連覇を達成し、その後続けて2度の準優勝を果たして以来、25年ぶりの復帰となる。
「イタリア野球で17年間活動していたが、直近の2シーズンにキューバ野球リーグで最下位に沈んだチームの指揮に復帰するよう、ビジャ・クララ当局と県民から依頼された」、とホバは語った。
元キューバ代表の遊撃手として世界大会4度優勝のホバは、監督として247勝164敗、勝率.601という素晴らしい数字を残している。
「街中では人びとに、ホバ、いつ復帰するんだ、と尋ねられていたんだ。それで今年決断した。前提として、グラウンド内外での規律、攻撃と守備の戦略、ユニフォームへの愛情を優先するよう考えている。これらはかつて指揮していたチームで支配的な要素だった」、とホバは述べた。
監督としてのホバは、国際大会では、ユニバーシアード野球での米国・バッファロー大会(1993年)と日本・福岡大会(1995年)で二連覇を達成し、1994年のメキシコでのクラブトーナメントをビジャ・クララチームで制した。
コロナ禍のため、第60期キューバ野球リーグはまだ終了しておらず、準決勝に2チームが進み、残りチームが最終のプレーオフを待っているところだが、ペドロ・ホバの監督としての指名は、キューバ中部のビジャ・クララチームに楽観を注ぎ込む。
「私は野球人であり、野球に対して義務がある。ビジャ・クララ県を堂々と代表し国際大会でキューバを背負うことができる野球選手を育てたい」、と名監督は強調した。
キューバTV(2021年3月10日)
Pedro Jova regresa a dirigir equipo de béisbol en Cuba
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/250264-pedro-jova-regresa-a-dirigir-equipo-de-beisbol-en-cuba