2019年08月04日
U12キューバ代表 韓国を破り銅メダル獲得 クリスティアン・サエスの一発で決める ワールドカップ3位決定戦
クリスティアン・サエス
JIT、2019年8月4日、Duanys Hernández Torres記者
中華台北で開催中のU12野球ワールドカップでキューバは韓国を2対1の接戦で破り、銅メダルを獲得した。
キューバは初回に2死からアレハンドロ・エンリケ・プリエトの四球と4番打者クリスティアン・サエスの本塁打で2点をあげた。
このキューバの一塁手サエスの本塁打は、試合を通してキューバチーム唯一の安打となった。これを打たれたJaejun Leeは6奪三振2四球だったが、敗戦投手となった。
韓国チームは3回にキューバの二塁手ドゥリエスキ・バロディス・フェランの失策と2四球と暴投により1点を返した。
キューバの先発プリエトは5回1/3を投げ、わずか4安打、3奪三振、3四球とふたたび好投した。
ボリス・ルイス・サルドゥイは四球を与えながらも三振を含む最後の2死をとり、セーブをあげた。
決勝戦では地元の中華台北が日本を4対0で完封し、今大会の王座についた。Kai Sheng ChenとCheng Yu Linの投手陣が日本打線をわずか4安打に抑えた。
キューバの今大会の結果は、4年前の前回大会での4位を上回った。
キューバ対韓国 3位決定戦 ダイジェスト(2019年8月3日)
キューバ対韓国 3位決定戦 完全版(2019年8月3日)
Bronce para Cuba en Mundial Sub-12 de Béisbol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=120613
リマの惨劇 キューバ野球史上最悪の敗北
Telecubanacán、2019年8月4日、Duanys Hernández Torres記者
キューバがリマでのパンアメリカン大会で野球のメダルをとる可能性がまったくなくなり、私たちはこれ以上の惨劇はないと考えていた。
しかし私たちはまたキューバチームについて見誤っていた。彼らはつねに私たちを驚かせうる。今度の5位決定戦での姿は長いあいだ忘れられることはないだろう。
キューバはドミニカ共和国に対してIBAFルールでの8点のリードを守り切る力がなかった。10回2死、7点をリードし、あと一つアウトをとれば勝利というところまできて、その最後のスリーアウト目をどの投手もとることができなかった。
この最後のイニングは、わが国のスポーツ界の現状を象徴しているかもしれない。試合に勝つための最後のアウトを誰もとることができず、キューバ野球を襲う危機を誰も追い払うことができない。
アルゼンチンとペルーしかその下にいない6位というみじめな結果を誰が想像しただろうか。リマでのこの屈辱は、地に落ちたあとに変えうるべきすべてを私たちに変えさせるであろうか。
これ以上ひどいキューバ野球の状況はあり得ない。コロンビア戦とカナダ戦での敗北は今回の悲劇の前触れだったのだろう。7点リードしてあと1アウト。そうして何も得られない。
リマ大会は私たちの血脈であるスポーツの実態を明らかにした。これを信じたくない者たちは驚かされた。この最終戦での敗北は最悪だった。あり得ないと思えた、しかしこの大惨敗はキューバ野球の最も悲しいチャプターになった。この悲劇を私たちは乗り越えられるだろうか。
キューバ対ドミニカ共和国 5位決定戦 延長10回の攻防(2019年8月3日)
Béisbol cubano en Lima: Y fue peor
http://www.telecubanacan.icrt.cu/opiniones/9496-beisbol-cubano-en-lima-y-fue-peor