2017年02月06日
カミーロ・シエンフエゴス 生誕85周年 フィデルのなかのカミーロ
前列で座っている2人が(左から右へ)マルセロ・フェルナンデス(Marcelo Fernández)とフィデル・カストロ(Fidel Castro)、後列で立っている3人が(左から右へ)イグナシオ・レアル(Ignacio Leal)、シーロ・レドンド(Ciro Redondo)、カミーロ・シエンフエゴス(Camilo Cienfuegos)、1957年シエラ・マエストラのエル・オンブリートにて。
*ブログ主注:キューバ革命の英雄カミーロ・シエンフエゴスは1932年2月6日生まれ。今年で生誕85周年である。
フィデルの記憶のなかのカミーロ
キューバの歴史には、わたしたち国民のなかに忘れがたい足跡を残していった男たちが存在する。カミーロ・シエンフエゴスはそのような、キューバ革命の思想に忠実な比類なき男たちのうちの一人である。
彼の生来の陽気さ、誠実さ、団結精神、とても若いときから鍛え上げられた愛国主義と革命思想、革命軍への奉仕などは、1989年10月28日、没後30周年の記念式典においてフィデル・カストロ・ルス(Fidel Castro Ruz)最高司令官によって強調された価値である。
1959年7月24日、セロ球場にて、軍警察チームとの親善野球試合において、バルブードスのユニフォームを着たフィデルとカミーロ。
カミーロについてのフィデルの言葉
「カミーロは、難しい課題ほど好む男だった。困難さを愛した男だったと言ってよいだろう。困難さに立ち向かう術を知っており、驚くべき状況のなかで、手柄をたてることができた。」
「カミーロは、革命の意味するところについて、ひじょうによく理解していた。その家系に革命家がいたのも不思議ではない。貧しい労働者であったのも不思議ではない。小さなときから革命思想に慣れ親しんでいたのも不思議ではない。すばらしい革命家の気質を持っていたのも不思議ではない。偉大な革命的魂を持っていたのも不思議ではない。」
「カミーロの歴史の重要性は、ただ彼が為したことだけによるものではなく、ただ彼の戦闘における偉業にのみよるものでもなく、彼の思想や彼の概念、彼の深い革命的な目的によるものである。」
「革命から湧き出て、革命から生まれ、革命のなかで育ったこの若者たちを見るのをカミーロはどれだけ好きだったことだろう!」
「国民のなかにたくさんのカミーロがいる。カミーロは国民の中から登場し、その大いなる才能を強化し発展させる力を持っていた。しかし旋盤や鋳造所のかまどにいるわが国の若者たちを見るとき、研究所に若者たちを見るとき、10時間、12時間、13時間、14時間働いている若者たちを見るとき、私はさらに深い確信を持つ。国民のなかにたくさんのカミーロが存在する。」
さらに、このような画像や、キューバ革命指導者の思想と行動を知りたい方は、「フィデル・思想の戦士」サイトへ。
1959年1月8日、英雄たちを運んで首都ハバナへの道を進んでいるアベル・サンタマリア第17部隊のジープ上のフィデルとカミーロ。
Camilo en la memoria de Fidel
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/02/06/camilo-en-la-memoria-de-fidel/#.WJj2QNLhDIU
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