2016年12月12日
サウスウエスト航空、ハバナ・ルート就航開始
サウスウエスト航空、米国とハバナ間の新ルート就航
米国の航空会社サウスウエスト航空はきょう(12月12日)、ハバナへの初の運航を開始し、キューバの首都ハバナへおよそ156人の乗客とともに到着した。これで、半世紀以上休止していたこの種の運航を先に開始しているジェットブルー、シルバー・エアウェイズ、デルタ航空、アメリカン航空の列に加わった。
ハバナには1日3往復運航し、そのうち2便はフロリダ州タンパより、残り1便はフロリダ州フォート・ローダーデイルより出発する。発表によると、当初のチケット金額は59ドルとし、これは維持するか、あるいは値下げするか検討される。
飛行機は滑走路上で伝統的な水のアーチの歓迎を受け、テープカットのあと、同社のGary Kelly社長は、キューバとの新たな結びつきにかかわる喜びを表現した。サウスウエスト航空は、すでにバラデロとマタンサスへの運航を開始しており、12月15日にはサンタ・クララ便も就航予定である。
同社長は、キューバの航空設備環境にとても満足しているとコメントし、キューバに向けてのサービスを拡大し続ける意向を表明した。
「何十年にもわたってこの美しい国への飛行にわが社は専念する」、とサウスウエスト航空社長は語った。
一方、ホセ・マルティ国際空港のHéctor Sardiñas統括責任者は、この新たなルートの意義について、両国間の結びつきを拡張させ、関係改善に貢献するものとして強調した。
この地域における交流は、キューバに対して米国の経済封鎖がいまだに課している制限にもかかわらず存在する取引の機会の一例である、と主張した。
経済封鎖が課す制限により、米国人はキューバへ観光客としては渡航できず、バラク・オバマ大統領の権限によって承認された12の一般ライセンスを通じてのみ渡航可能である。
同社からはきょうの午後、フォート・ローダーデイルを出発したハバナへの初の運航便も到着する予定である。
Aerolínea Southwest inaugura nueva ruta de EEUU a La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/12/12/aerolinea-southwest-inaugura-nueva-ruta-de-eeuu-a-la-habana/#.WE9dtNLhDIU
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5714596
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック