2020年10月08日
キューバ 13県が「新たな日常」へ移行し正常化へ ハバナは第3フェーズへ
マヌエル・マレーロ首相
Radio Habana Cuba、2020年10月8日、PL
来週月曜日の10月12日から、キューバの大半の各県が「新たな日常」の段階に入る、ときょう(10月8日)マヌエル・マレーロ首相が発表した。
ミゲル・ディアスカネル大統領とともにテレビ番組に出演したマレーロ首相は、中部地方の2県、シエゴ・デ・アビラとサンクティ・スピリトゥスは、移動制限を伴う限定国内感染段階に留まる、と発表した。
ハバナは、首都であることからくる他県とは異なるその複雑さから、第3フェーズへの移行となり、別の対応となることも発表された。
マレーロ首相は、この新たな段階への移行は国民の健康を保証するという根本的な目的を持っており、検疫および保健衛生対策の厳格な管理のもと、経済およびサービス活動を再開する、と説明した。
「新たな日常」は、個人と集団の健康に好ましい生活スタイルの適用を想定しており、そのため、ガイドラインを責任を持って引き受けることや、ソーシャルディスタンスやマスク着用などの日常的行動を取り入れることが呼びかけられた。
来週月曜日から実施される措置としては、国内および海外からの観光客の受け入れや、ハバナあてを除く国際運航便などがある。これらにはあらゆる健康要件が課せられる。
保健施設も通常通り再開されるが、病院での患者への面会には制限措置が維持される。労働・給与分野では立法が再制定される一方、ソーシャルディスタンスを推進するためにテレワークやリモートワークの形態が促進され、12月31日まで労働者への奨励金やその他の保護措置は維持される。
レクリエーション施設や外食サービスも衛生対策の厳守のもと正常化するが、屋内での娯楽施設では特別な要件が制定される。
マレーロ首相は、今回の新たな段階では、発症患者や脆弱な集団およびリスクのある地域に向けた積極的な疫学的監視が強化される、と述べた。
キューバTV メサ・レドンダ マレーロ首相部分ダイジェスト(2020年10月8日)
キューバTV メサ・レドンダ マレーロ首相部分全編(2020年10月8日)
キューバTV メサ・レドンダ 番組全編(2020年10月8日)
Cuba pasa a nueva normalidad ante avances contra Covid-19
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/236282-cuba-pasa-a-nueva-normalidad-ante-avances-contra-covid-19
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