2019年12月08日
わが一票はロベルトランディに 今季キューバ最優秀団体スポーツ選手を占う
ロベルトランディ・シモン
Cuba Si、2019年12月8日、Lemay Padrón Oliveros記者
個人競技男女部門でのキューバ最優秀選手の選出のほかに毎年、団体スポーツにおけるもっともすぐれた男女の代表選手がその卓越した個人成績をもとに選ばれる。
今年はその男子部門で野球選手のユリスベル・グラシアル、アルフレド・デスパイネ、バレーボールのロベルトランディ・シモンが争っている。
グラシアルとデスパイネは日本リーグで素晴らしいシーズンを過ごし、自チームのソフトバンクホークス優勝に重要な貢献をした。マタンサスのグラシアルは同リーグ決勝でMVPに選出され、グランマのデスパイネは同リーグのベストナインに選ばれた。
ただし、彼らのキューバ代表チームでのパフォーマンスは期待外れに終わった。彼らがチームを牽引することを国中が期待していたとき、参加した唯一の国際大会プレミア12で可もなく不可もなく終わった。
世界で二番目のレベルにある日本リーグでの彼らの貢献は誰も過小評価できないが、キューバの最優秀選手の中から選ばれるためには、私はキューバ代表チームのために為していることを見なければならないと思うし、その場合両者のケースはともに粗末な内容だった。
もしほかに選択肢がなかったとしたら彼らのどちらかが選ばれることに誰も反対はしないだろうが、今年はそうではなく、ロベルトランディ・シモンがいる。
第一に、この選手の行動を評価しなければならない。自らを生んだ土地への愛情以外への何物でもなく、彼はキューバ代表のユニフォームを着るために復帰を決断した。これはきわめてスポーツを超えたことではあるが、私の見解では、これは彼のブロックやアタックと同等以上の重みを持っているものだ。
シモンはクチーネ・ルベ・チヴィタノーヴァの一員として、イタリアリーグを制覇したあと現在世界大会に出場しており、また8月にはキューバ代表チームに加わり、パンアメリカン大会の価値ある銀メダルを獲得した。
彼の復帰は、ここ数年のキューバ男子バレーボールにおそらく完全な転換をもたらすほどの重要なものとなりうるし、それは取るに足らないものではない。
これが議論となるかは知らないが、私は彼に一票を投じる。
キューバ対米国 NORCECAチャンピオンシップ決勝戦(2019年9月)
ロベルトランディ・シモン ベストミドルブロッカー 世界クラブ選手権(2019年12月)
クチーネ・ルベ・チヴィタノーヴァ対サダ・クルゼイロ 世界クラブ選手権決勝戦(2019年12月8日)
Mi voto para Robertlandy
http://cubasi.cu/cubasi-noticias-cuba-mundo-ultima-hora/item/101852-mi-voto-para-robertlandy
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