2019年11月20日
キューバ男子バレーボール 今季国際大会メダル6個獲得 団体スポーツ最高の活躍
キューバ男子バレーボール代表チーム
Radio Rebelde、2019年11月20日、Yodeni Masó Aguila記者
リマでのパンアメリカン大会の準優勝を含む国際大会での6つのメダルによって、男子バレーは2019年シーズンのキューバ最優秀団体スポーツの栄誉を受けるにあらゆる面でふさわしい。
男子代表チーム監督のニコラス・ビベスは、記者とのインタビューのなかで、選手たちの成長を強調した。監督の見方では、選手たちはシーズンを通してより成長を続けていったという。
キューバ代表の今季国際大会スケジュールは、6月にハバナでのチャンジャートーナメントで始まり、9月にウィニペグでのNORCECA選手権で終えたが、両大会とも優勝の成功を収めた。
この2大会での優勝とリマでの銀メダルに加えて、男子バレー代表は、コリーマでのパンアメリカンカップとコロラドスプリングスでのチャンピオンズカップでの優勝と、さらにリュブリャナでのチャレンジカップでの準優勝を獲得した。
センター、ロベルトランディ・シモンの復帰は、今シーズンの締めにおいて経験をもたらし、また、さまざまな理由により海外でプロキャリアを成長させていく決断をした他のバレーボール選手の今後の再加入に扉を開いた。
2016年リオデジャネイロ五輪からチームを率いているビベスは、キューバ選手がアルゼンチン、イタリア、フランスのチームで活動することを好意的に評価した。
個人順では、サイドアタッカーのミゲル・アンヘル・ロペスが今季の団体スポーツでの最優秀選手の条件に値する資格を示している。ロペスは、アルゼンチンリーグのベストメンバーに選ばれているほか、コリーマとウィニペグでの大会で最優秀選手(MVP)の栄誉に輝いている。
今季際立った活躍を見せたもうひとりは、センターのロアミ・アロンソである。ハバナでのチャレンジャートーナメントMVPであり、効果的なアタックやブロックを見せた。
12月の終わりに、海外契約選手たちは、カナダでの五輪予選大会に向けた詳細を決めるために帰国する。その大会ではプエルトリコ、メキシコ、地元カナダ各代表と唯一の出場権を争う。
同大会に向けた準備において、監督は、選手たちのいわゆるチームワークを求めて、ベネズエラやチュニジアチームとの親善試合の実施可能性に言及した。
NORCECA公式サイトによると、キューバ男子バレーボールは今季合計28の公式試合をおこない、22勝でわずか6敗というポジティブな結果を残している。
キューバ男子バレーボール2019年の成績
銀メダル、パンアメリカン大会、リマ(8月)
金メダル、NORCECA男子チャレンジャートーナメント、ハバナ(6月)
金メダル、男子パンアメリカンカップ、メキシコ・コリーマ(6月)
金メダル、チャンピオンズカップ、米国コロラドスプリングス(8月)
金メダル、NORCECA選手権2019、カナダ・ウィニペグ(9月)
銀メダル、チャレンジカップ、スロベニア・リュブリャナ(6月)
ロベルトランディ・シモン(右)
ミゲル・アンヘル・ロペス
ロアミ・アロンソ(右から2人目)
ニコラス・ビベス監督
キューバ対米国 NORCECA選手権2019決勝戦ハイライト(2019年9月、カナダ・ウィニペグ)
Voleibol masculino, lo mejor de los deportes colectivos cubanos en 2019
http://www.radiorebelde.cu/noticia/voleibol-masculino-lo-mejor-deportes-colectivos-cubanos-2019-20191120/
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