2016年08月28日
ジェットブルー、キューバ行き片道料金は99ドル サンタクララ便8月31日就航
ジェットブルー:キューバ行き片道料金は99ドルに
米国の航空会社ジェットブルーは8月27日、フロリダのフォートローダーデールから、キューバ中部のサンタ・クララへのキューバ運航便を8月31日に開始する、と発表した。
チケット料金は片道99ドルで、往復だと210ドルになる。これは税金や、キューバ入国に必要とされる医療保険込みの金額である。この金額は、これまでキューバ運航が認可された航空会社によって発表された料金のうち、もっとも安価な金額となる。ちなみに現在のチャーター便の料金は400ドルから460ドルである、と発表は伝えた。
チケットは、ジェットブルーのウェブサイトを通して、米国内で購入できる。
これは、50年以上ぶりにキューバとの商業運航を開始する米国の民間航空会社による、最初の運航便となる。
サンタ・クララ行きは、毎週月・水・金に運行されるが、10月1日以降は毎日1便となる。また11月3日からはカマグエイ行きが、11月10日からはオルギン行きが運航を開始する。
このジェットブルーの8月31日の運航開始に続き、9月1日にはSilver Airwaysが同じくサンタ・クララ行きを、また9月7日にはAmerican Airlinesがシエンフエゴス行きの運航を開始する。
米国政府は7月7日、民間航空会社8社に対して、キューバ運航便を認可した。Anthony Foxx米国運輸長官が発表した。
認可を受けた航空会社は、以下の通り。Alaska Airlines, American Airlines, Delta Air Lines, Frontier Airlines, JetBlue Airways, Southwest Airlines, Spirit Airlines , United Airlines.
このうち6社は短期間に運航を開始する予定。
一方、ハバナ行きの運航は、以下の都市が出発地となる予定。
アトランタ、シャーロット、ヒューストン、ロサンゼルス、ニューアーク、ニューヨーク、フォートローダーデール、オーランド、タンパ
米国政府が半世紀以上にわたってキューバに行使している経済・商業・金融封鎖の政策のため、米国市民がキューバへ渡航するには制限がある。現在許可対象とされているのは12の渡航分野であり、そこに観光旅行は含まれていない。
ジェットブルーのGiselle Cortés国際航空責任者によると、キューバ国内でのチケット購入について現地当局と検討を続けており、現時点では、サンタ・クララの空港で兌換ペソ(cuc)による購入が可能となるだろうと語った。
JetBlue: El costo del pasaje de ida a Cuba será de 99 dólares
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/08/27/jetblue-los-costos-del-pasaje-de-ida-a-cuba-sera-de-99-dolares/#.V8Ja3luLTIU
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