2016年08月26日
キューバ、米国との直行定期便再開を確認 8月31日に第一便
キューバ、米国との直行定期便再開を確認
*写真キャプション
右:Eduardo Rodríguez Dávila運輸省 (MITRANS)副大臣、 左:Rosa Elena Nieves Ferrerキューバ航空(CACSA)副責任者(事業・保険・商業)、中央:Mayda Molina Martínezキューバ民間航空協会(IACC)航空運輸局担当者
キューバは8月25日、半世紀ぶりに再開される米国との定期便運航第一便が、ジェットブルーにより、フォート・ローダーデール(フロリダ)・サンタクララ間で、8月31日に運航されることを確認した。
国内ジャーナリストたちとの記者会見でEduardo Rodríguez Dávila運輸副大臣は、直行定期便の再開は両国の関係改善の過程にとって有意義な一歩であり貢献である、と述べた。
米国運輸局は7月7日、米国の民間航空会社6社に対して、合計1日110便のキューバ間運行を認可していた。110便のうち90便はハバナ以外の各都市あてだが、それ以外の20便のハバナ便は現在まだ米国政府の最終認可を待っているところだ。
ハバナ便の最終認可が遅れているのは、両国政府が合意した1日20便という数の3倍もの申請が米国航空会社によってなされているためである。
ジェットブルーの運航は、8月31日から10月29日までは週3便、10月30日以降は1日1便となる。
9月1日には、Silver Airwaysがサンタ・クララ便の運航を開始する。American Airlinesは、9月7日からオルギン便とシエンフエゴス便を、その数日後にはカマグエイ便、ビジャ・クララ便、マタンサス便を開始する。
今冬に運航開始を予定しているFrontier Airlines, Southwest Airlines , Sun Country Airlines三社を含む、認可をすでに受けているすべての航空会社は、キューバに事務所または代理店を設置する。
それにもかかわらず、米国民がキューバ渡航を自由におこなうにはいまだ制限が存在することを、Rodríguez副大臣は改めて指摘し、経済封鎖は、両国の国交正常化にとって明らかな障害であり、また航空分野においても同様である、と語った。
米国議会が経済封鎖を撤廃しない限り、キューバ渡航をおこなう米国民は、米国政府によって承認された12分野のうちのどれかひとつの許可を得る必要がある。
キューバは自国領土のなかに広大な運航ルート網の管理システムを持っており、そこではさまざまな航空会社によって1日平均600便が運航され、高度な安全操作レベルの航路および運航制御をおこなっている、とEduardo Rodríguez Dávila運輸副大臣は説明した。
キューバは10の国際空港を持ち、110社を超える外国の航空会社が定期便またはチャーター便を運航している、と付け加えた。
認可を受けた米国の航空会社は、1日最大11便まで、9つのキューバ国内の国際空港(Camagüey, Cayo Coco, Cayo Largo, Cienfuegos, Holguín, Manzanillo, Varadero, Santa Clara , Santiago de Cuba)に運航することができる。また、米国からは5つの都市(Miami, Fort Lauderdale, Chicago, Minneapolis / St. Paul, Filadelfia)からキューバに向けて運航が可能となる。
Confirma Cuba reinicio de vuelos regulares directos con EEUU
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/08/25/confirma-cuba-reinicio-de-vuelos-regulares-directos-con-eeuu/#.V8BQEluLTIU
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