2019年08月16日
ロベルトランディ・シモン Norcecaトーナメントで代表復帰へ 8月21日開幕
ロベルトランディ・シモン
JIT、2019年8月16日、Lisset Isabel Ricardo記者
第18回パンアメリカン・リマ大会準優勝の男子バレーボールキューバ代表チームは、ワールドカップ2019の予選として8月21日から24日まで米国コロラド・スプリングで開かれるNorcecaトーナメントに出場する。
サント・ドミンゴに向かったキューバチームは現地で査証を手配する。そのメンバーの中にはセンターのロベルトランディ・シモンがおり、キューババレーボール連盟への復帰後初の大会となる。
シモンの加入は、パンアメリカン大会と五輪世界予選トーナメント後に起きたチーム唯一の変化であり、シモンはホセ・マソ−にとって代わる。
このほか、ロアミ・アロンソ、リバン・オソリア、ハビエル・コンセプシオン、ヘスス・エレーラ、ヨアン・レオンのブロッカー勢、ミゲル・アンヘル・ロペス、オスニエル・メルガレホ、マルロン・ヤントのアタッカー勢、アドリアン・ゴイデ、リバン・タボアダのセッター勢、そしてリベロのヨンデル・ガルシアはそのままである。
ニコラス・ビベス監督は今回、補佐のアンヘル・ゴンサーレスと理学療法士のペドロ・ロチェと同行した。
コロラド・スプリングでのトーナメントは、ワールドカップに出場する北中米カリブ連盟(Norceca)代表を決める新たなシステムである。以前はNorceca大陸選手権の優勝チームに出場権が与えられており、男子は9月の第一週にカナダのマニトバ州ウィニペグ市で、女子は10月6日から14日にかけてプエルト・リコで開催予定である。
キューババレーボール連盟会長で今大会代表団代表のアリエル・サインスはドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴで本紙のインタビューに応じ、「コロラドでの大会では五輪予選へのポイントが与えられる。すでに米国は出場権を持っているが、準備に役立つ」、と述べた。
「月曜日に査証が発給されて火曜日には米国の開催地に迎えるよう期待している。チームは8月25日にハバナに戻り、8月31日にウィニペグに向けて出発する。このウィニペグでの大会も、来年1月の五輪世界予選へのポイントが与えられる」、と会長は語った。
キューバチームは、リマで銀メダルを獲得したあと、ロシアのサンペデルブルグに向かい、五輪予選のグループEに出場したが、この大会は開催国のロシアが無敗の強さで制した。
キューバは初戦でイランにフルセット (23-25, 26-28, 25-17, 25-16, 15-10)で勝利し、続くロシア戦は0-3 (18-25, 24-26, 25-27)で敗れ、最終戦はメキシコに(25-18, 25-23 ,25-22)で勝利し大会を終えた。
ロシアとともに東京五輪への出場権をすでに獲得した他の各グループの勝利チームは、グループA・ブラジル、グループB・米国、グループC・イタリア、グループD・ポーランド、グループF・アルゼンチンだった。五輪開催国の日本は男女両方での出場が保障されている。
五輪に出場する男女各12チームはこのほか、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南米、NORCECA (北中米)の各大陸トーナメントで全チームがそろう。これらの大会はFIVBの公式サイトで1月6日から12日にかけての開催が発表されているが、開催地はまだ未定である。
非公式ながら本紙は、この五輪予選にミカエル・サンチェスがキューバ代表として出場する可能性を知った。キューババレーへの加入を自発的に申請したもうひとりの選手である。
Cuba buscará boleto a Copa del Mundo de Voleibol (m)
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=121720
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