2019年05月24日
米国による対キューバ プロパガンダ放送局ラジオ・マルティとテレビ・マルティ 崩壊の序曲始まる
Radio Habana Cuba、2019年5月24日、María Josefina Arce記者
悪名高きラジオ・マルティは1985年に創設され、その5年後にテレビ・マルティが加わった。これらはキューバでの憲法秩序を破壊しようとする米国による企みの失敗の歴史を延々と増やし続けてきた。
これらの放送は、キューバ革命の崩壊を支持するという意味において、東欧諸国に対してラジオ・フリー・ヨーロッパ / ラジオ・リバティーがおこなったのと同じ効果をもつだろうと誤って考えられた。
というのは、キューバの現実をゆがめるためのフェイク・ニュースを流すことが、これら2つの通信メディアの基本になっているということであり、長年にわたってキューバのラジオ周波数帯に許可なく侵入する国際規範違反を犯している。
この2つのメディアについてネポティズム(縁故主義)と汚職のスキャンダルが明らかになり、現在彼らは信用を失墜させているようである。ウェブサイト「クーバデバテ」の興味深い情報によると、一人の監査が、ラジオ・マルティとテレビ・マルティの放送は悪しきジャーナリズムと無益なプロパガンダに満ちていると明らかにした。
調査をおこなった独立委員会の専門家5人は、そのラジオとテレビおよびそのウェブサイトにおけるジャーナリズムは背景を無視して強硬なキューバ反体制派の主張を擁護している、と結論付けている。
これが、これまで一度も公正で真正なジャーナリズムを行使したことのないラジオ・マルティとテレビ・マルティ両方のいつもの手口であり、彼らは常に情報を思いのままに操作し、ごく少数の人間たちの私腹を肥やし、キューバ国民の権利の擁護という言い分のもと、お金になる商売をおこなっている。
この2つのメディアがどちらもキューバの国家的英雄、キューバの独立と主権のための戦いにその知性、ペン、エネルギー、人生を捧げた男の名前をつけていることは、すべてのキューバ人を傷つけるものである。
キューバは、米国がその領土や第三国から、また、気球や飛行機からのラジオ周波数によって、キューバ領土を侵犯し、キューバで使われている中波ラジオ周波数やFM周波数に干渉していることについて、国際規範に違反している、とこれまで何度も繰り返し非難してきた。
長年、米国の納税者による税金数百万ドルが、キューバ革命の打倒には効果がないことが証明されているプロジェクトに浪費され、ただキューバに対する攻撃を商売にしている人びとの資金を増殖させるのに役立っているに過ぎず、いま彼らは稼ぎ元が枯渇するのではないかと戦々恐々としている。
これらの違法なメディアが獲得できる聴取者の数は取るに足らないものであり、過去どの年代にあっても成功を収めておらず、その反対に、スキャンダルや横領によって何度も監査の対象になっている。
El estrepitoso fracaso de radio y TV Martí
http://www.radiohc.cu/especiales/comentarios/191593-el-estrepitoso-fracaso-de-radio-y-tv-marti
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