2019年01月09日
両国関係悪化を意図する米国政府を非難 キューバ
Radio Rebelde、2019年1月9日
キューバ外務省のカルロス・フェルナンデス・デ・コシーオ米国局長は今週火曜日(1月8日)、ハバナでの米国外交官による健康被害主張事件の原因追及における米国政府の協力欠如について、改めて非難した。
コシーオ局長は自身のツイッターアカウントにおいて、米国政府はそのような事件が起きたといういかなる証拠も示していないにもかかわらず、同国のスポークスマンやメディアは「攻撃」という用語を使用している、と主張した。
今日まで米国政府は、キューバでなんらかの事件や事故が起きたという同国の外交官の健康被害に関する報告を説明しうるいかなる証拠も示していないというのは確かなことであり、米国政府は原因追及への協力を拒んでいる、とコシーオ局長は投稿した。
このフェルナンデス・デ・コシーオ局長のコメントは、ブルーノ・ロドリゲス外相によって提起されたスタンスを引き継いでいる。ロドリゲス外相は2018年のキューバ外交政策および2019年の予測に関する報告書において、両国関係を悪化させようとする米国政府の意図について警告を発している。
米国においてもそれらの米国政府による非難は信じられておらず、反キューバキャンペーンと経済・商業・金融封鎖の再強化にもかかわらず、2018年にはおよそ64万人の米国人がキューバを訪れている、とロドリゲス外相は述べている。
ここ数日、メディアは米国と英国の二人の科学者が発表した研究を繰り返し報じている。その研究結果は、音響攻撃とされる音の録音と、カリブ地域に生息するコオロギの鳴き声との、スペクトルの一致を示している。
Cuba advierte sobre el interés de Washington en afectar relaciones
http://www.radiorebelde.cu/noticia/cuba-advierte-sobre-interes-washington-afectar-relaciones-20190109/
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