2018年12月12日
女子フェンシングのエペ種目ワールドカップ開催 キューバ・ハバナ 2019年1月11日より
キューバチームを牽引するヤミルカ・ロドリゲス
JIT、2018年12月22日、Tony Díaz Susavila記者
あと1ヶ月足らずでキューバのハバナで開幕するフェンシングの女子エペ・ワールド・カップへの出場登録選手が100人を超えた。国際フェンシング連盟(フランス語略称FIE)の公式サイトが伝えた。
1月11日から13日までハバナのシウダ・デポルティバで開かれる大会には現在、世界22カ国から合計106人の選手が出場を決めている。
世界ランキング1位のマラ・ナバリア(イタリア)ら出場選手たちは、個人戦と団体戦で争う。
出場選手のなかには、ナバリアのほか、世界9位のカトリーナ・レヒス(エストニア)や、世界11位と14位のコートニーとケリーのハーレイ姉妹(米国)らがいる。
国別では米国とイタリアが12人ともっとも多く、これにロシア(10人)、中国(8人)、日本(8人)が続く。
きょう現在、キューバ選手の出場登録はまだなされていないが、2018年中米カリブ選手権バランキージャ大会王者セイリー・メンドーサと、過去複数回王者になっているベテランのヤミルカ・ロドリゲスがキューバチームを牽引することが予想されている。
大会日程は、1月11日(金曜日)に団体戦予選と、個人戦1回戦・2回戦、翌土曜日に個人戦の残り決勝までがおこなわれる。団体戦決勝は13日(日曜日)におこなわれる。
「選手たちは今回のワールドカップで、ペルーのリマで来年開かれるパンアメリカン大会への出場に関わるFIEランキングでのポイントを増やすことを目指す」、とキューバ・フェンシング連盟のアルハディス・バンデーラス会長は本紙に説明した。
エペ種目は、7月26日から8月11日まで開催予定のパンアメリカン大会でもっともメダルが期待できるフェンシング種目である。
そのため今回のハバナでの大会は、今年半ばにハバナで獲得したパンアメリカン選手権リマ大会への出場権を持つ力をカナダでのフェンシング競技パンアメリカン大会で実証すべき女子選手にとって、ひとつの試金石となろう。
キューバがリマでのパンアメリカン大会への出場資格を確保しているのは、サーブル種目のアイマラ・タブラダと、フルーレ種目のウンベルト・アギレラのほか、エペ種目の男女選手、フルーレの女子選手、サーブルの男子選手がいる。
「6月にカナダで開かれるフェンシング競技のパンアメリカン大会に出場することがほぼ必須である。なぜならハバナで獲得したポイントがそこで承認されなければならない。リマに向けた選手たちにポイントが与えられる最後の大会になる」、とキューバの同競技コミッショナーでもあるバンデーラス会長は説明した。
キューバでは今月、フルーレ種目の男女ユース・ワールド・カップが開かれ、女子はアジア系カナダ人のジェシカ・グオ、男子はアルゼンチン人のアウグスト・アントニオ・セルベージョが優勝した。
Más de cien espadistas se esperan en La Habana
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=97651
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8446464
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック