2019年01月02日
キューバ 史上最良の乳幼児死亡率4.0を維持
Radio Habana Cuba、2019年1月2日、Julio Pérez記者
キューバは2018年、2年連続で史上最良の乳幼児死亡率(新生児1000人当たりの死亡数)4.0を記録した。
昨年記録した4.044に対し、今年2018年はさらに0.081(4人)改善され、3.963を記録した。
医療記録健康統計局がグランマ紙に提供した予備データによると、今年の新生児は11万6320人(前年度比1349人増)で、1歳未満の死亡数は461人(前年度比4人減)だった。
1970年は死亡数9173人で、乳幼児死亡率は38.7だった。公共保健省の母子局長ロベルト・アルバレス・フメロ医師は「健康保健分野における主要指標の文句のつけようのない達成と改善の1年を終えるにあたって、これらの結果の真の主人公である医療システムの全労働者を称えるものであり、いま60周年を迎えるキューバ革命の業績の偉大さを確認するものである。この分野においては母子プログラムに従事する労働者たちが特別な言及にふさわしい」と説明した。
フメロ局長は、ファミリー・ドクター制度の完全化、地域医療遺伝学と全国診断プログラムの発展、および先天性欠損症および遺伝性疾患の管理と予防のために実行された行動が、今回の指標改善に向けた力となり、それが先天性欠損症による乳幼児死亡率を6年連続で1以下(今年は0.8)に維持した、と評価した。
アルバレス・フメロ局長は、周産期の特別治療室、新生児サービス、小児集中治療と心臓小児科ネットワークおよび小児心臓センター「ウィリアム・ソレル」によっておこなわれた取り組みを賞賛し、それらによって、
硝子体膜疾患、脳内出血、インフルエンザと肺炎、後天性敗血症、腸感染症による死亡率を減らし、また肺出血、その他の周産期疾患、先天性敗血症、先天性肺炎、細菌性髄膜炎、ウイルス性その他不特定、不明確または未知の原因による同様の死亡率を維持することが可能になった、と評価した。
フメロ局長は、公共保健省は2018年初頭から乳幼児死亡率の指標維持と改善に向けた対策計画を実行した、と語った。
キューバの乳幼児死亡率データ
(グランマ紙による)
Mortalidad infantil en Cuba fue de cuatro defunciones por mil niños nacidos vivos
http://www.radiohc.cu/noticias/salud/180056-mortalidad-infantil-en-cuba-fue-de-cuatro-defunciones-por-mil-ninos-nacidos-vivos
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8438890
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック