2018年11月23日
写真展「120年前の日本の風景」開催 キューバ 日本人移民120周年記念
写真展会場の様子
Radio Habana Cuba、2018年11月23日、PL
キューバへの日本人移民120周年を記念した写真展「120年前の日本の風景」がきょう(11月23日)、ハバナ旧市街にある博物館アジアの家で開幕した。
同写真展のイサクラ・ナオミ学芸員は、今回の展示は、イスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区に住む日系人たちに、同地への日本人の入植初期のことを思い浮かべてもらうことを意図している、と説明した。
展示には横浜市の(手芸品と思われる)写真がある。これらには、20世紀の西洋技術と日本の伝統の結合がみられる。
鶏卵紙にプリントされたこれらの写真は、日本の絵画顔料とともに鮮やかに息づいており、真珠層と金の漆で作られた豪華なアルバムにおさめられた。
日本カメラ財団の写真42点からなる今回の文化イベントは、12月23日まで公開される。
日本で最大の港湾地域のひとつである横浜の写真は、日本という国を世界に広めることに貢献した江戸時代末期(幕末)から明治にかけての商業写真である。
キューバへの日本人訪問者は17世紀から報告されているが、1898年9月9日、共同体を促進するためにキューバに定住する計画を持った最初の日本人がやってきた。1000人を超える移民がこれに続いた。
今回の写真展「120年前の日本の風景」は、日本とキューバ両国の歴史を反映している。その特別な象徴として、4世紀前にキューバを初めて訪れた日本のサムライ、支倉常長の銅像がハバナの湾岸通りに建てられている。
Exposición fotográfica acerca historia de Cuba y Japón
http://www.radiohc.cu/noticias/cultura/177353-exposicion-fotografica-acerca-historia-de-cuba-y-japon
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