ヨルダニス・アラルコン
Periodico 26、2018年11月24日、Dubler R. Vázquez Colomé記者
「重大な規律違反」により、ラス・トゥナスからの完全な離脱申し出が出てから数時間がたち、ヨルダニス・アラルコン三塁手の運命は、全国野球指導部の手に委ねられた。
このように県スポーツ当局は公式声明を発表した。
「ラス･トゥナスチームの懲戒委員会の申し出に対し、この対策を認めるか、修正するかは、全国野球指導部が対応する」、と県スポーツ局長アレクシス・ペレス・レイバが署名した声明は述べている。
この声明はまた、全国野球コミッションが今回の事実の発覚から30日以内に対応する懲戒処分を発表するよう、該当選手の懲罰記録を把握するための委員会の創設を発表している。
県スポーツ局の措置は、「懲戒手続き」の第4章に含まれている、キューバ野球リーグの懲戒規定第14条に基づいている。同条は、「野球の選手、コーチ、審判、ドクター、幹部によって犯された規律違反に対し、懲戒処分を下す行動は、全国野球指導部の権限である（国内外のスポーツイベントの開催中に犯された違反の場合）」、と明示している。
今回の声明によると、アラルコン兄弟の兄ヨルダニスは、「大会懲戒規定第10条K項とL項に規定されている重大な不規律を犯した」。
この条文は、どのような規律違反が重大とみなされるのかを特定しており、そのK項では、「試合会場、トレーニング場、スポーツ施設、宿舎、ホテル、別荘、あるいはスポーツと関係するあらゆるその他の場所において、喫煙すること、または飲酒すること、あるいは酒に酔った状態であらわれること」と規定している。一方、L項は、重大な規律違反として、「ほかの選手やコーチ、審判や幹部、あるいは観客に対して、言葉や仕草で攻撃すること」、を規定している。
以下に、声明全文を引用する。
ラス・トゥナス県スポーツ局
ラス・トゥナス、2018年11月23日、
「革命60周年の年」
本声明では、ヨルダニス・アラルコン・タルディオ選手が所属する第58期キューバ野球リーグに出場しているわが県の野球チームに起きた状況について説明したい。アラルコン選手は大会懲戒規定第10条K項とL項に定義されている重大な規律違反を犯した。発生したこの事件に対して、チームの懲戒委員会は、今季中のチームからの同選手の離脱を申請する。
チームの懲戒委員会の申し出に対し、この処置を認めるか、修正するかは、全国野球指導部が対応する。
県スポーツ局は、全国野球コミッションが今回の事実の発覚から30日以内に対応する懲戒処分を発表するよう、該当選手の懲罰記録を把握するための委員会を創設した。
この残念な出来事に対し、ラス・トゥナス野球チームは、勝利を求め続け、プレーオフに出場し、優勝を目指して戦う、という決意を改めて表明する。
アレクシス・ペレス・レイバ
県スポーツ局長
ラス・トゥナス
La suerte de Yordanis Alarcón está ahora en manos de la Dirección Nacional de Béisbol
http://www.periodico26.cu/index.php/es/deporte-es/item/13114-la-suerte-de-yordanis-alarcon-esta-ahora-en-manos-de-la-direccion-nacional-de-beisbol
