2018年09月07日
5人のキューバ人英雄シンコ・エロエスを描く映画2作が製作予定
スペイン人俳優ペネロペ・クルースと、メキシコ人俳優ガエル・ガルシア・ベルナル
Granma、2018年9月7日、Ricardo Alonso Venereo記者
米国で反キューバのテロリストグループの行動を防いだあと逮捕され15年間服役した「シンコ・エロエス」(5人の英雄)の物語が、2つの映画で、スクリーンに実現する。
映画「ロス・シンコ」(キューバン・ファイブ)は、カナダの制作会社ピクトゥ・ツイスト・ピクチャーズとピクチャー・プラントによって製作され、キューバ映画芸術産業協会(ICAIC)が共同制作し、20年間の収監に対し人間性への関心を呼び起こし続けた重要な歴史を描く。この映画は予算額700万ドルで、撮影はラテンアメリカ、米国、カナダの俳優たちからキャスティングでき次第、開始される。
ピクトゥ・ツイストのプロデューサー、バリー・ダンは、スティーブン・キンバー著「ホワット・ライズ・アクロス・ザ・ウォーター:ザ・リアル・ストーリー・オブ・ザ・キューバ・ファイブ」(海の向こう側にあるもの:5人のキューバ人の真実の物語)をもとに、ヘラルド・エルナンデス、ラモン・ラバニィーノ、レネー・ゴンサーレス、アントニオ・ゲレーロ、フェルナンド・ゴンサーレスの物語をスクリーン用に書く担当者だった。CBCで「ザ・ブック・オブ・ネグロス」、HBOで「ザ・ワイアー」を監督したクレメント・ヴァーゴが、この映画の監督チームに加わった。撮影は主にキューバで2019年までおこなわれる。
キンバーは2009年にハバナを訪問した際、ロス・シンコの物語にふれた。ワシントン、マイアミ、キューバの首都ハバナで4年間調査をおこなった。加えて、まだ米国の刑務所にいた5人のキューバ人英雄に会見した。
ヘラルド・エルナンデスがフェイスブックで明らかにしたことによると、もうひとつの映画「ワスプ・ネットワーク」は、フランス人のオリヴィエ・アサヤスが監督し、RTフューチャーズとCGシネマが製作する。こちらは、ブラジル人作家のフェルナンド・モライスの「ロス・ウルティモス・ソルダードス・デ・ラ・ゲラ・フリア」(冷戦の最後の戦士たち)を原作とし、スペイン人ペネロペ・クルース、メキシコ人ガエル・ガルシア・ベルナル、ベネズエラ人エドガル・ラミレス、ブラジル人ワグナー・モウラらが出演する。
Al cine, la historia de los Cinco Héroes cubanos
http://www.granma.cu/cultura/2018-09-07/al-cine-la-historia-de-los-cinco-heroes-cubanos-07-09-2018-20-09-05
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