2018年09月02日
パブロ・ミラネース ハバナ市500周年記念コンサート開催決定 キューバ
パブロ・ミラネース
Cubadebate、2018年9月2日、PL
キューバの歌手パブロ・ミラネースはきょう(9月2日)、キューバの首都ハバナの建立500周年を記念して、9月7日にハバナのカール・マルクス劇場でコンサートを開くと発表した。
事務所のプレスリリースによると、ミラネースは、「パラ・ビビール」や「ジャ・ベス」など1960年代の楽曲から、現在の作品に至るまで、自身の代表的レパートリーの集大成をおこなう。
もちろん、「ヨランダ」、「アーニョス」、「デ・ケ・カジャダ・マネーラ」といった名曲や、長年キューバ人たちのサウンドトラックの一部となっている作品も、披露される。
「ミ・アバナ」(私のハバナ)と題したコンサートでミラネースは、自身の音楽観を共有し継承している、さまざまな世代のキューバ人ミュージシャンと共演する、とプレスリリースは明らかにしている。
パブロの作品に息づき、大きな影響を与えているジャズの香りがメインとなるコンサートになるだろう、とも記している。
ミラネースはシルビオ・ロドリゲスやノエル・ニコラとともにヌエバ・トローバの創始者であり、彼の楽曲作品はそのムーブメントにフィーリンのタッチを加え、これまで40枚のソロアルバムのほかに、他のアーティストとの共演盤や、編集盤など多くの作品を録音している。
2015年には米国のラテン・レコーディング・アカデミーから、ラテングラミー名誉賞を授与されている。
キューバでは昨年、1970年代から2015年までに録音した50枚のアルバムを集めた、彼の作品の全曲集が発表された。
今年スペインでグラモラ賞の金賞を受賞したミラネースは、現在2つのプロジェクトに取り組んでいる。アメリカン・ジャズのスタンダード曲のアルバムと、自身の代表曲のサルサバージョンのアルバムである。
末娘の歌手アイデエ・ミラネースは、父パブロ作の11曲をふたりでデュエットしたアルバム「アモール」のデラックス版で、オーケストレーションを自ら提案することで、仕上げのタッチを与えている。
このデラックス版には、メキシコのフリエタ・ベネガスとリラ・ダウン、ブラジルのチコ・ブアルケ、アルゼンチンのフィト・パエス、キューバのオマーラ・ポルトゥオンド、パンチョ・セスペデスらが参加している。
初期の名曲「デ・ケ・カジャダ・マネーラ」
Pablo Milanés ofrecerá concierto en el Karl Marx por los 500 años de La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/09/02/pablo-milanes-ofrecera-concierto-en-el-karl-marx-por-los-500-anos-de-la-habana-video/#.W4xbgyQzbIU
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