2018年08月12日
世界の歴史を作ったフィデル・カストロの5つの行動
フィデル・カストロは人類の福祉を擁護するその思想と行動によって世界で記憶されている
Radio Habana Cuba、2018年8月12日、Martha Ríos記者
8月13日に生誕92周年を迎えるキューバ革命の歴史的指導者フィデル・カストロ・ルス (1926年〜2016年)のヒューマニストとしての偉大さを称える声が、キューバのみならず、世界中で起きている。
多国籍ニューステレビ局テレスールは、その公式ウェブサイト上に、世界の歴史をつくった最高司令官の行動を5つだけあげている。その5つとは...
1、革命の理念を擁護し、米国と対立
その権力掌握以来、フィデルと米国との関係は、緊張し複雑なものだった。キューバへの経済封鎖、コチーノス湾侵攻失敗、ミサイル危機は、両国間の外交における画期となった。
そのスタンスの違いと、キューバの計画を統制しようとするワシントンの歴史的意図により、キューバの指導者と米国政府の間にはつねに衝突が生じた。
キューバは、米国による鉄壁の封鎖を受けながらも、自らの主権を維持し続け、フィデルはラテンアメリカ史における重要人物として屹立した。
2、1961年の識字キャンペーンと、教育システムの設計
1961年の識字キャンペーンは、1959年には文盲が比較的大きな割合を占めていたキューバ国民の教育水準を改善しようとするアプローチだった。
キューバで1960年代初頭になされた教育システムの再編成と拡張は、教育を広くアクセス可能なものにし、人びと(人的資本)への投資を増やした。
その結果、キューバは識字率と入学率で1970年にラテンアメリカ5位となり、2007年には1位となる大きな達成を実現した。
3、ラテンアメリカや他国への医療サービスの提供
1990年代の終わりにキューバは、国内の医科大学を卒業した医師と看護師の数で、重要な達成を示していた。彼らの一部によってキューバ医療を必要とする多くの国々に提供され、ハバナではラテンアメリカ医科大学が開校した。
4、「科学立国」の確立と、バイオテクノロジー分野の発展
キューバは、将来増え続けるに違いない医薬品の重要な輸出を実現しはじめた。
また、「科学立国」としての投資は、製薬およびその他の科学分野での将来の成功に向けた、専門的かつ制度的な基盤を構築した。
5、海外企業との実り豊かな協力
キューバは、政府との合弁事業協定において外国企業の直接投資に道を開き、すぐれた結果を生んだ。
(テレスールによる)
TeleSur: Cinco acciones de Fidel que hicieron historia en el mundo (+Fotos)
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/168833-telesur-cinco-acciones-de-fidel-que-hicieron-historia-en-el-mundo-(+fotos)
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7989458
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック