2018年08月07日
シエンフエゴスでの少女暴行殺害事件の裁判 1日目終了 キューバ
シエンフエゴス県人民裁判所
5 de Septiembre、Adonis Subit Lamí記者、Magalys Chaviano Álvarez記者
8月7日(火)の午後6時、事前の予定通り、シエンフエゴスで1人の少女を暴力をふるい殺害した被告人への非公開法廷の1日目が終了した。20人以上の証人の陳述がおこなわれた。
裁判はなべて平穏に進んだ。3人の被告人には弁護士が伴い、彼らの権利が尊重されるように細かく対応した。裁判開始前に、被告人とその代理人たちは裁判憲章に宣誓した。裁判には3人の職業裁判官と2人の一般裁判官、すべて女性が参加した。
裁判では、事件がどのようにして起きたのか詳細に述べられ、数多くの証拠書類や立証物が提供された。それらの中には事件を再構築した映像資料もあった。証拠の検証は非常に網羅的におこなわれた。
内務省は、事件の重要性を考慮し、報復や復讐を避けるために必要とされるあらゆる安全対策措置を保証した。一日を通していかなる事件も報告されなかった。
中休憩と昼食のための時間があり、これは、すべての出席者に例外なく保証された。
明日8日(水)には、残りの証人たちの陳述と、両当事者側の報告が予定されている。判決に向けて裁判の終了が告げられると、裁判官は判決宣告のために7日間、当事者たちへの通知のため5日間を要する。宣告された判決に対して、被告人また検察は、人民最高裁判所の刑事法廷に上訴の申し立てをおこなうことができる。
われわれ報道メディアはきょう一日を通して裁判に密着できたことによって、法律、正義感、合理性、迅速性、当事者たちの保証と透明性への尊重を目の当たりにしながら働いた。
われわれ自身が知っているとおり、それぞれの司法判断は、その法的根拠やその透明性、その厳粛性や賢明さによって特徴付けられており、正義をもたらす最大の担当者たちもまた、この分析や解釈、意思決定という過程において、個人として行動するのではなく、社会の、つまり国民の信託によって、行動するのである。国民は、判断し決定することを彼らに委ねているのであり、その信託は、国民の価値感や、その個性、知性、完全性、感受性にしたがって行動したときのみ、完全に満たされるのだ。
それがゆえに、シエンフエゴスの人びとは平穏だったのであり、なぜなら悲しい1日であるにもかかわらず、正義がなされることを信頼しているからだ。
Culmina primer día de juicio a acusados de violación y asesinato de joven en Cienfuegos
http://www.5septiembre.cu/culmina-primer-dia-de-juicio-a-acusados-de-violacion-y-asesinato-de-joven-en-cienfuegos/
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