2018年07月12日
アラゴン・コミッショナー 次期キューバ野球リーグの新たな取り組みを発表
ヨスバニ・アラゴン、キューバ野球コミッショナー
Radio Rebelde、2018年7月12日、Rodolfo Durán Almeida記者
きたる8月9日に開幕する第58期キューバ野球リーグへのインドゥストゥリアレスのチームメンバー発表の場に、キューバ野球コミッショナーのヨバニ・アラゴンが出席し、次期シーズンでの新たな取り組みについてコメントするための会見をおこなった。
コミッショナーは二次ラウンドにおいて生じる変更について確認し、そこに進出した6チームは、自チーム以外の進出した残り5チームとの一次ラウンドでの対戦結果を累積した勝敗記録を持って、ラウンドをスタートする。
こうして、一次ラウンド敗退となったほかの10チームとの勝敗は、一次ラウンドでのみカウントされる。
「これは、開幕以降のシリーズにより大きな競争力を与えることになる。なぜなら、どのチームが二次ラウンドに進むかは誰にもわからないからだ。そこにこれまでとの違いが出てくる。他方、これは補強選手選択時における変更にもつながる。一次ラウンドを1位で終わったチームが、一番初めに選択する権利を得ることになる。」、とアラゴンは説明した。
次にコミッショナーは、昨季と同じ試合開始時間を認めた。夜間に試合できない場所では午後2時、短時間なら照明が可能な県なら午後4時、照明とエネルギー供給がそろっている地域では夜7時である。
「理想は夜間の試合だ。このことは各県の幹部や、野球全国委員会は認識している。しかし、そのためにはすぐれた照明環境と、その地域のエネルギー供給能力が必要になる。われわれは球場の照明という住民サービス抜きで試合することはできない。それはありえないことだ。」、とアラゴンはコメントした。
元野球選手であり、現在キューバ野球の最高幹部であるアラゴンは最後に、各チームに新たに用意される2人のメンバーについて説明した。「8月9日にバヤモで開幕する第58期リーグでは、各チームには、判断が必要なときに監督を補佐するベンチ・コーチ1人と、首脳陣にデータを提供する統計係か情報係1人が用意される。」、とコミッショナーは締めくくった。
キューバ野球コミッショナー、ヨバニ・アラゴンによる会見音声はこちらから:
58 Serie Nacional: Aragón habla de novedades
http://www.radiorebelde.cu/noticia/58-serie-nacional-aragon-habla-novedades-audio-20180712/
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