2018年06月25日
キューバ渡航自由化なら米国人350万人が訪問 米国オーガスタ大学のスパドーニ教授が予測
米国はカナダに続く2番目のキューバ渡航客発信国である。昨年は訪問者が100万人を超えた。
Cubadebate、2018年6月25日、PL
米国ジョージア州のオーガスタ大学のパオロ・スパドーニ教授は、米国人のキューバ渡航が自由化されれば、350万人の米国人がキューバを訪問する可能性がある、と語った。
第13回国際ジャーナリズム観光セミナーでの講演のなかで教授は、短期的には、ドナルド・トランプ政権による規制が中断されれば、100万人以上の米国人が訪問するだろうと持論を述べた。
「米国現政権の新政策のカリブ地域における観光業への影響」と題したその講演は、バラク・オバマ前大統領のキューバに対する規制緩和から、トランプの規制再強化までをフォローした。
スパドーニ教授は、自身の分析の起点日として、キューバと米国の国交正常化交渉が始まった2014年12月17日をあげ、オバマの経済制裁への変更と、その後の過程について述べた。
またキューバでの国際観光業の発展について、両国間の商業取引の可能性と、50年以上前から続けられているキューバに対する米国の経済封鎖を再強化したトランプの政策の影響に言及した。
教授は、1990年以降のキューバの主要経済分野について、初期段階は砂糖、その後は観光業で、今それにプロのサービス業があわさっていると言及し、観光業は流動性と準備金の鍵の源であり続ける、と主張した。
キューバへの訪問者のもっとも多い国はカナダで、昨年は113万4225人が訪れており、二番目は米国で100万強である、と述べた。このデータは、米国人がキューバを訪問する潜在的可能性を示している。
教授は、オバマの政策は米国の規制をさまざまな分野で緩和したが、これらの変更は実際のところ、新大統領ドナルド・トランプの揺り戻しによって確かな進展をもてなかった、と述べた。しかし、米国からキューバを訪問できる12カテゴリーの適用は続けられ、クルーズ船の運行は増えている、と語った。
Catedrático estima más de tres millones de visitantes de EEUU de liberarse los viajes a Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/06/25/catedratico-estima-mas-de-tres-millones-de-visitantes-de-eeuu-de-liberarse-los-viajes-a-cuba/#.WzKK6tIzbIU
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