2018年06月17日
マンリケ・ラルドゥエト 金メダル3個獲得 体操ワールドカップ
マンリケ・ラルドゥエト、平行棒を制す
Trabajadores、2018年6月17日、Joel García León記者
キューバ選手マンリケ・ラルドゥエトは、ポルトガルのギマランイスで開催された体操ワールドカップ(FIG種目別チャレンジカップ・ポルトガル大会)で、相手選手や審判による偶然に頼ることなく、三種目を制覇し、王者としての実力を見せつけた。一方、同胞のランディ・レルーは、銀メダルを獲得し、キューバの国別一位達成に大きく貢献した。
2015年世界選手権準優勝のラルドゥエトは、今大会六種目のうち五種目で決勝進出し、まず吊り輪で金メダルを獲得した(14.650点)。これは最後まで緊張が続いた種目で、先に競技を終えたルーマニアのアンドレイ・バシエル・ムンテアンが14.500をマークしていた。日本の柚木健大朗は銅メダルに終わった(14.300点)。
この日曜日(6月17日)ラルドゥエトは跳馬でひさびさにすばらしい跳躍を見せ、平均14.675点を記録し、グアテマラのホセ・ベガ(14.575点)を二位に引きずり下ろした。初回の跳躍で14.300点、二回目に15.050点を記録したが、この二回目の記録は今大会の最高得点であり、バランキージャ大会に向けて多くの希望を見せた。
今大会3つ目の金メダルは、ラルドゥエトの得意種目の一つである平行棒で(15.100点)、これも再びルーマニアのムンテアン(14.600点)を抑えて獲得した。最後の鉄棒種目でレルーは金メダルに肉薄したが、銀メダルに終わり(14.000点)、ハンガリーのダヴィッド・ヴェセルニース(14.050点)が優勝した。
フェイスブックを通じてラルドゥエトは、今回の結果(床運動で6位、鞍馬で7位を含む)にとても幸せを感じていると述べ、「中米カリブ選手権に出場してくるであろう選手たちと対戦したし、大会前最後のこの競技会でこれまでトレーニングしてきた成果を試せた。」、と記した。
コロンビアで直面する採点について質問されたラルドゥエトは、ヨーロッパでは米大陸でよりも優れて評価されると認めたうえで、「しかしそのことは、団体を含み最低4つの金メダル獲得という目標をあきらめることにはならない。その先の大きな目標は東京五輪であり、そこではリオ五輪でとり損ねたメダルを目指していく。」、と締めくくった。
Manrique, tres oros en Copa del Mundo de Gimnasia
http://www.trabajadores.cu/20180617/manrique-tres-oros-en-copa-del-mundo-de-gimnasia/
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