2018年05月28日
デスパイネら海外リーグで活躍するキューバ選手たち 日本 カナダ イタリア
アルフレド・デスパイネ
JIT、2018年5月28日、Duanys Hernandez Torres記者
キューバ選手たちは海外リーグでその才能を示し続けている。先週木曜日(5月24日)に日本での100本塁打を記録したアルフレド・デスパイネはその最大の主役である。
グランマのデスパイネは今週日曜日(5月27日)に今季12号本塁打(日本での101本目)を放ち、今季29打点とし、打点部門6位に並んだ。
しかしこの本塁打も自チーム、ソフトバンク・ホークスに勝利をもたらすことはできず、楽天イーグルスに4対8で敗れた。
昨季日本一となったホークスは、現在23勝23敗でパシフィックリーグ3位につけており、首位の西武ライオンズ(27勝18敗)と4.5ゲーム差である。
デスパイネは、打率.216、出塁率.338、長打率.469と成績を上げ、長打16本、38三振、30四球を記録している。
リバン・モイネロも今週日曜日(5月27日)に登板、救援として2/3を投げ、2被安打、1失点だった。モイネロはここ4試合で失点しており、防御率は4.26にあがった。
左腕モイネロは救援投手として22試合に登板し、19回を投げ9失点。28奪三振、11与四球、3被本塁打。
同チームに加入しているもう一人のキューバ選手、マタンサスのユリスベル・グラシアルは左手指骨折のため、先週木曜日(5月24日)から出場しておらず、打率は.300のままである。
カンナム・リーグ
ヨルダン・マンドゥレイとラサロ・ブランコはケベック・キャピタルズと2年目のシーズンを迎えている。カンナム・リーグ昨季王者の同チームは、現在6勝4敗で2位につけ、首位のトロワリヴィエール・エーグルスに0.5ゲーム差である。
この2選手の成績は異なる内容になっている。オルギンの遊撃手マンドゥレイは、40打数13安打、打率.325、2二塁打、2打点をあげ、守備では10試合で2失策、守備率は.941を記録している。
グランマの投手ブランコは、ここまで2試合に先発し1勝1敗。11回1/3を投げ、13被安打、防御率は4.76、7奪三振、3与四球という成績である。
ブランコはカンナムリーグ昨季の最優秀右腕投手であり、シーズンが進むにつれて成績は上昇することが予想される。
イタリア セリエA1
イタリアのセリエA1でもキューバ選手がプレーしている。パルマには3選手が加入している。インドゥストゥリアレスの捕手フランク・カミロ・モレホンは打率がわずか.194、エルリス・カサノバとウルフリード・ガルシアの両投手はともに好調で、チームがここまであげた7勝を二人で分けている。
ピナール・デル・リオのカサノバは4勝1敗、防御率1.80、40回を投げ51奪三振。ウルフリードは3勝1敗、防御率3.28、24回2/3を投げ36奪三振。チームで最も稼動している二人でもある。
ポリスポルティバ・パドゥーレにはヨルダニス・アラルコンとブラディミール・バーニョスが参加している。ラス・トゥナスの三塁手アラルコンは打撃好調で、打率.385、1本塁打、4打点をあげている。
ピナールの右腕バーニョスは2勝4敗だが、この2勝は、12試合を戦ったチームのここまでのすべての勝ち星である。ここまで35回を投げ、防御率3.86、40奪三振を記録している。
キューバ選手は、世界各地の野球リーグでそのレベルを示し続けている。
Despaigne y otras noticias
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