2018年03月29日
ロレーナ・ゴンサーレス17歳 水泳100m女子バタフライ キューバ新記録達成 中米カリブ選手権代表を目指す
ロレーナ・ゴンサーレス17歳、キューバ記録保持者に
Radio Sancti Spíritus、2018年3月29日、Joaquín Gómez Serra記者
第31回マルセロ・セラード水泳カップに出場する8選手がレーンに並んでいる。第4レーンにはサンクティ・スピリトゥスのロレーナ・ゴンサーレスがいる。ナショナル・スクールのメンバーである彼女は、100mバタフライのメダル争いは厳しい戦いになるとわかっていた。
号令が鳴るとロレーナは他のライバルを皆引き離していく。ほぼ目標どおり、水中でリズムを加速していく。ゴールタッチする。ハバナのバラグア複合プール施設のボードには、1分2秒67というタイムが記録された。今からちょうど四半世紀前の1993年に、ニウビス・ロサーレスが米国バッファローでのユニバーシアードで樹立した国内記録1分2秒80を破る記録だ。
弱冠17歳、国内選抜代表候補メンバーのロレーナ・ゴンサーレスは、喜びと緊張の入り混じった笑顔で話してくれた。「思ってもみなかった。プレッシャーなく好調に泳げていたけれども、結果にはとても驚いた。バタフライという泳法と、100mという距離は、私にはとても合っている。いいタイムが出るとは思っていたけど、少なくとも今大会で新記録を達成できるとはまったく思ってなかった。」
ロレーナ・ゴンサーレスは、2017年の第53期全国学校選手権でサンクティ・スピリトゥスを代表するスイマーかつメダリストになった。15-17歳部門の100m自由形、50mバタフライ、100mバタフライ、200m自由形リレーの4冠を達成し、3つの新記録を樹立した。
実家から離れてトレーニングに費やした時間や、プールでの献身は無駄ではなかった。バラグア施設の観客席にいた両親は、娘ロレーナと一緒に泳いでいた。
「両親は私以上に喜んでくれた。大きな大会があるときはいつも私に付き添ってくれる。私は中米カリブ選手権バランキージャ大会への出場を目指しているけど、今回の結果はその手助けになると思う。」、と大学入学前研究に通うロレーナは笑いながら話した。
スイマー仲間にとって彼女はもう単なるロレーナではない。いま彼女は記録保持者と呼ばれている。今回のキューバ記録は、彼女にとって新たな出発点であり、複合プール施設で泳ぐたびに目標となるだろう。
「4月には国内選考会があるので、そこではきょうと同等かそれ以上に泳がないといけない。私はいま最高記録保持者であって過去にとどまることはできないから。」
記録は出る、でもそのあとに同等かそれ以上の記録をいつも出すよう目指さなければならない。それがコーチ陣が私に言うことで、もっともなことだ、と述べたロレーナはいま、障害を持つアスリートや、トライアスロン代表チームを含む、約200人以上のスイマーが競う中米カリブ選手権を目標にしている。
「リノ・サラバリアEIDE体育学校で、ヘルソン・エスコバルやイバン・レジェス両コーチと活動し始めて以降、いつも私はトップに立ちたかった。コーチは豊富な知識で私を支えてくれ、私はまだとても若いけれども、これらがこれまでの自分の成果の一部になっている。一日一日ますます力強く泳いで、中米カリブ選手権でのキューバ代表チームに選ばれたい。それが私の最大の希望です。」、と100mバタフライの国内記録保持者ロレーナは語った。
Lorena, la recordista de la natación cubana
http://www.radiosanctispiritus.cu/es/2018/03/lorena-la-recordista-de-la-natacion-cubana/
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