
ブエナ・フェ。左から、ヨエル・マルティネスとイスラエル・ロハス
Radio Habana Cuba、2018年3月30日、PL
キューバのバンド、ブエナ・フェが今週金曜日(3月30日)、キューバ音楽録音編集会社(EGREM)設立55周年記念のシーズンの火ぶたを切るコンサートを開催する。
今夜は、ハバナのカール・マルクス劇場で三日連続でおこなわれるブエナ・フェのコンサートの初日となる。デスセメル・ブエノ、イベッテ・セペダ、アドリアン・ベラサイン、ライ・フェルナンデスら、キューバ音楽の代表的ミュージシャンとの共演が予定されている。
1999年結成のブエナ・フェは、このコンサートで、最新アルバム「ソブレビビエンテ」を再演する。
2017年にEGREMから発売したこのアルバムは今年、国内のレコード業界最大のイベントであるクーバディスコの大賞を受賞した。
イスラエル・ロハスとヨエル・マルティネスの二人で結成したこのバンドは、今回のコンサートで、昨年3月にハバナ大学のスタジアムで収録した「ソブレビビエンテ・ライブ」と題したDVDを発表する予定だ。
ロハスは、「このDVDは特別な価値を持った作品だ。当日起きたことを詳細に記録しており、亡くなったバンドのギタリスト、ダイロン・ロドリゲスの最後の演奏を収めている。」、と説明した。
収録されている13曲は、ロハスの自作であり、楽曲「ウナ・ムヘール」ではルナ・マンサナーレスと、「ラ・テンペスタ」ではシルビオ・ロドリゲスとメイン・ボーカルを共有している。
2019年3月31日まで、EGREM所属のアーティストたちは、EGREM55周年を記念してコンサートを開き、新たな作品を発表していく。
Abre concierto de Buena Fé celebraciones por aniversario de la Egrem
http://www.radiohc.cu/noticias/cultura/158739-abre-concierto-de-buena-fe-celebraciones-por-aniversario-de-la-egrem