2018年03月09日
日本人移民120周年記念展覧会開幕 キューバ・ハバナ
Granma、2018年3月9日、PL
キューバへの日本人移民120周年を記念する展覧会「ゴーイング・アウェイ・クローサー」(ジェンド・マス・セルカ)がきょう(3月9日)、ウィルフレド・ラム現代芸術センターで開幕する。
文化面での両国の結びつきを強化する目的で、幅広い共同活動のプログラムが用意され、その一環として、この展覧会は、在ハバナの日本大使館と国際交流基金の協賛により、4月28日まで開かれる。
国際交流基金の柄博子(つか・ひろこ)理事は記者会見で、今回キューバで初めて実現したこのプロジェクトに両国の多くの若手芸術家たちが関わることを意図している、と説明した。
Queremos dar paso a un diálogo que comenzó solamente con creadores de nuestro país, pero convertida ahora en una idea más abarcadora con el paso del tiempo, dijo.
わが国のクリエイターのみで始まり、しかしいま時の経過とともにより広いアイデアとなった対話に道を与えたい、と柄理事は述べた。
2年間かかった準備過程をふりかえった柄理事は、こんなに離れたふたつの土地の絆がようやく結ばれ、さまざまな関係が強化される、と語った。
柄理事は、文化面でのプロジェクトの可能性に関して関係を取り戻すことが、両国の作品を結びつけるためのひとつの経験であり、それこそが今回の「ゴーイング・アウェイ・クローサー」(ジェンド・マス・セルカ)で企図したことである、と述べた。
日本の学芸員、服部浩之は、今回の芸術作業によって両国は芸術交流の結びつきを強まるとし、今回の展覧会のキーワードは距離だが、近さもまたわれわれを結びつける、と述べた。
今回のイベント時期は、ウィルフレド・ラム現代芸術センターの設立35周年と重なっており、同センターは記念の幅広いイベントを予定している。
柄博子、国際交流基金理事
服部浩之、日本の学芸員
Inauguran exposición sobre presencia japonesa en Cuba en el Centro de Arte Contemporáneo Wifredo Lam
http://www.granma.cu/cultura/2018-03-09/inauguran-exposicion-sobre-presencia-japonesa-en-cuba-en-el-centro-de-arte-contemporaneo-wifredo-lam-09-03-2018-11-03-24
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