2017年11月07日
ラス・トゥナスのダネル・カストロ 2000本安打達成 史上21人目 ラス・トゥナスからは初
ダネル・カストロ(ラス・トゥナス)
Juventud Rebelde、2017年11月7日、Benigno Daquinta記者、Norlando Rosendo記者
ダネル・カストロは一部からは批判された。ラティーノアメリカーノ球場ではプレーせず、ピナール・デル・リオでの直近の二試合にも出場しなかったからだ。しかしそれでも彼は、地元で2000本安打を記録したかった。彼を応援し続けてきたフリオ・アントニオ・メジャ球場の観客たちの前で。もちろん、彼はキューバの他の地域や野球界でも多くの敬意を受けてきたのだったが。
地元で記録するという決定を批判する声をダネルは聞かないようにして耐えた。ただ日曜日だけはチームが彼を代打で必要としたとき打席に立ったが、記録は達成しなかった。彼は四球を選び、そのあとベンチに戻った。
今週火曜日(11月7日)、41歳のダネルは歴史的な数字を刻んだ。キューバ野球リーグ史上21人目の達成。ラス・トゥナスの選手としては初の快挙である。初安打は、1993年12月30日、生まれ故郷マナティーのロケ・リオス球場で、グアンタナモの左腕レンベルト・アベージャ投手から放った。その日、彼は指名打者で4打数2安打を記録した。
その初安打の22日前に彼は、今回2000本安打を達成した同地でデビューしていた。キューバ野球リーグでの歩みを始めた自身にとって神秘的な場所でダネルはきょう(11月7日)、ファンへの約束を果たし、しかもそれをミゲル・ラエラからの本塁打という最大の形で実現した。この本塁打は自身通算200本にあと6と迫るもので、もし幸運が彼につきまとえば、2000本安打と200本塁打を両方達成した11人目の野球選手となる。
彼の打撃はもともとの切れ味を失っていない。1993年にキューバリーグでデビューしたときと同じだ。ダネルは自身の功績により、キューバ野球の偉人たちの祭壇に昇る。
ラス・トゥナスとマタンサス
ラス・トゥナスは、ダネルの2000本安打クラブへの加入を祝っただけではなかった。その打撃はアルテミサを6対4で下すチームの勝利に貢献し、チームはリーグ首位を維持した。しかも今朝の段階よりさらに安定した状態で。なぜならインドゥストゥリアレスがマタンサスに0対8で完封負けしたからだ。
この日の試合のふたりの勝利投手、ヨアルキス・クルース(ラス・トゥナス)とヨアンニ・ジェラ(マタンサス)は、ともに10勝でハーラーダービートップを維持している。
インドゥストゥリアレスに対する勝利の立役者はジェラだけではなかった。アニバル・メディーナ二塁手とオスバルド・バスケス捕手が本塁打を放った。インドゥストゥリアレスはジェラから2本の単打を打てただけだった。ジェラはこの試合で8三振を奪い、今季通算102奪三振とし、同部門1位に立った。
夜は、ピナール・デル・リオ(ホーム)とグランマが対戦した。
2000本安打を記録した選手一覧
1、エンリケ・ディアス 2378
2、アントニオ・パチェコ 2356
3、フェルナンド・サンチェス 2215
4、オマール・リナレス 2195
5、ルイス・ウラシア 2183
6、ウィルフレード・サンチェス 2174
7、ビクトル・メサ 2172
8、ラサロ・バルガス 2133
9、ビクトル・V・ベヘラーノ 2126
10、ハビエル・メンデス 2104
11、エドゥアルド・カルデナス 2077
12、アリエル・ボレーロ 2059
13、エリエル・サンチェス 2043
14、オレステス・キンデラン 2030
15、アレクサンデル・ラモス 2030
16、ロウルデス・グリエル 2029
17、セルヒオ・ケサーダ 2025
18、アントニオ・ムニョス 2021
19、アグスティン・レスカイジェ 2009
20、ホセ・アントニオ・エストラーダ 2005
21、ダニエル・カストロ 2000
Danel cumple su promesa
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2017-11-07/danel-cumple-su-promesa
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