2017年11月04日
デスパイネとモイネロ 日本シリーズを制す
リバン・モイネロ
Radio Habana Cuba、2017年11月4日、Rodolfo Durán記者
ソフトバンク・ホークスのキューバ人選手アルフレド・デスパイネとリバン・モイネロが今週土曜日(11月4日)、福岡ドームでのDeNAベイスターズとの試合で、延長11回4対3で勝利し、日本シリーズ初制覇を達成した。
この試合で4打数無安打1三振だったデスパイネは、今回の日本シリーズを、22打数で5安打のみ、打率.227、本塁打なし、1二塁打、4打点、4三振、2四球で終えた。
一方モイネロは、この試合でリリーフとして1イニング登板し、三者凡退に切ってとり、シリーズ通算は防御率1.93、4回2/3を投げ自責点1、わずか2被安打、4奪三振という成績を残した。
キューバ代表左腕のモイネロは、日本リーグでのデビュー1年目で、王者決定戦である日本シリーズの6試合中4試合に登板した。
相手チームのDeNAでは、ベネズエラ人選手のホセ・セレスティーノ・ロペスが5打数3安打2打点と活躍し、シリーズ通算を打率.292、1本塁打、3打点で終えた。
ロペスの同郷人のエドウィン・エスコバルは1回1/3を投げ1安打1失点で敗戦投手となった。シリーズ通算防御率は2.08だった。
ソフトバンクは2回裏に松田宣浩のソロ本塁打で先制した。8回裏には柳田悠岐の内野ゴロで2点目をあげたあと、9回裏に内川聖一のソロ本塁打で3点目をあげ、同点に追いつき、延長に持ち込んだ。
11回裏に2死1、2塁の場面で、川島慶三がサヨナラ打を放ち、直近7年間で4回目、通算8回目の日本一をもたらした。
DeNAは5回表に白崎浩之のソロ本塁打と、ロペスの2点適時打で、3得点をあげた。
米国人選手のデニス・サファテは、リリーフとして3回を投げ、2安打無失点の好投で勝利投手となり、日本シリーズのMVPにも輝いた。
DeNAの監督であるベネズエラ人のアレックス・ラミレスは、監督として初めて臨んだ日本シリーズを終えた。
3連敗したあと、あと1歩のところで踏みとどまり、4戦と5戦に勝ち、最終戦に持ち込むまであと2死というところまできていた。
きょうのこの試合で2017年の日本リーグの全試合が終了した。あとはレギュラーシーズンのMVPや、セ・パ両リーグのベストナインなど、いくつかの賞選考が残っている。受賞者は11月20日(月曜日)に予定されている式典で発表される。
Despaigne y Moinelo ganan la Serie de Japón con SoftBank
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/146525-despaigne-y-moinelo-ganan-la-serie-de-japon-con-softbank
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